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300話 カレー組の様子

ぼたん視点です

深愛様に連れられて、わたしたちはカレー屋さんで食べたのですが

場所は宮城県内みたいでした

こじんまりとした、お店でしたが辛さも甘口から激辛まであり

自分に合った辛さが選択出来るのはよかったと思います

わたしの他、後輩のことりちゃん、あいちゃん、きょうこちゃんの3人と

拓郎さんと美沙さんと言った面々で行動してます


「深愛様 カレーおいしかったです」

「はい おいしかったですね」

「食べ過ぎないように並盛りをお薦めされたのはどうしてです?」


ことりちゃんが首をかしげながら深愛様に問いかけてきました


「それはですね これから色々と買い食いをする予定にしているからです」

「「「買い食い」」」


深愛様の言葉に後輩3人とも復唱してしまってます

わたしは、その予定を事前に聞いていたので楽しみだったりしてました


「いろんなところに行って…いろんな食べものを…たのしみ」


つい、口にしてしまったのを、ことりちゃんが聞いてて

わたしに話しかけてきました


「ぼたん先輩 知っていたんですね ずるいです」

「ずるいと言われても…それで…深愛様 どこどこ行かれるのです?」


わたしは、ことりちゃんの指摘から逃げるように

深愛様に話しかけました


「あー ぼたん先輩 にげた」

「に、逃げてません」

「ぼたん なに食べたいです?」

「えっ? そうですね たこ焼き お好み焼き

 他には宮城県なら萩○月も気になります」


深愛様の言葉に一瞬、驚きましたが食べたいものをあげていく


「それじゃあ…まずは、萩○月ですね

 他にもずんだ餅も買いましょう」

「ずんだ餅は枝豆でしたよね わたしたちの世界にもありましたね」


深愛様の言葉を聞いて、あいちゃんが口を開いた


「そういえば…ずんだは確かにありましたね」


わたしもあいちゃんの言葉を受けてそう答える


「食べ比べにもなりますし買いましょ」

「はい」


深愛様の言葉に頷く

向かったところは仙台駅でした

前回、東京に連れて行って貰ったときは

人の多さに驚きましたけど…仙台はそれに比べると多くはなさそうでした

とは言え…後輩達は…人の多さに目を丸くしてます


「ふぇぇ…こんなにいるの」

「人 こんなにいるの」

「わたしたちの世界の駅より大きい」


ことりちゃん、あいちゃん、きょうこちゃんの順に呟いてました

深愛様はわたしたちを連れて萩○月の売り場に行き

萩○月とずんだ餅を数箱買っていました

そのうちの8個入りの箱だけを、わたしに渡してきました


「8個入りだけ ぼたん 持って下さい」

「食べるためですね」

「そうです 次は大阪に移動しますね」

「「「「「はい」」」」」


このあと、大阪でたこ焼き、広島で広島風お好み焼き

長崎でカステラ、福岡で明太子

あちこち移動してました


「ぼたん先輩 こんなにいっぱい買って

 食べるの大変です」


ことりちゃんが買ったものを数えながら

わたしに言ってきました


「拓郎さん達もそう思いませんか?」


わたしだけじゃなくて…拓郎さん達にも聞いている


「そうだねぇ まさか こんなに色々買うとは思っていなかったよ」

「えぇ…でも、明太子は明太子スパゲティとか作ったらおいしそうだわ」

「「「明太子スパゲティ?」」」


後輩達が美沙さんの言葉に反応する


「昨日 ナポリタン食べたでしょ?」

「「「はい」」」

「パスタを使った料理の一つ 明太子もいっぱい買って貰ったので

 寮で作るね?」

「「「わー ありがとう」」」


一通り色々買ったあと

わたしたちは桜木家の裏庭の地下室に戻っていた

そして、買ってきたものを食べることにした


「ぼたん先輩 たこ焼き あついです」

「火傷に気をつけてね」

「はい タコ大きい…これって作れます?」


きょうこちゃんが聞いてきました


「作れると思うよ ただ、ソースとか青のりは

 こっちの世界で買わないとかなぁ」

「そうなのですね」

「たこ焼きもおいしいけど…お好み焼きもおいしい

 焼きそばが入っているよね これ」


続けて…ことりちゃんが話しかけてくる


「広島風お好み焼きと関西風お好み焼きがあるみたいだね」


わたしはネットを検索しながら、ことりちゃんに答える


「それにしても…こんなにあちこち移動していたけど

 まだ1時前ですよね」


あいちゃんが時間を見ていう


「だね 深愛様が効率的に移動して買いものしていたからね」

「すごいですよね 深愛様」

「うん」

「それから…萩○月もおいしいです」


あいちゃんが萩○月を食べながら呟く

わたしも、食べ始めてみる


「うん カスタードクリームだけど

 外側の部分はやわらかいよね」

「これは再現するの難しそう」


あいちゃんが言う


「ですね カステラと似てるけど少し違うよね」

「うん カステラもさっき食べてみたのだけど

 あれとも違うよね 気になります」


あいちゃんって…お菓子作り好きなのかな?

気になったので…聞いてみることにした


「あいちゃんって…お菓子作り好き?」

「うん 好きです プリンを担当させてもらって

 勉強になります もっと色々作ってみたいです」

「かえでさんと話が合いそうだよね」

「あ そうですね かえで先輩も色々作ってますもんね」


こんな会話をしながら、みんなが戻るまで過ごしていると

深愛様がわたしに声をかけてきました


「ぼたん ここお願いしますね」

「あ はい どこに行くのです?」

「福岡の方に…正太や宗人がたこ焼き食べたいと言うことなので

 連れて行こうと思います」

「美穂様達もですか?」

「はい なので少々時間かかると思います」

「わかりました 気をつけていってください」

「はい」


深愛様がわたしと会話を終えると瞬間移動をしていきました


「おなかいっぱい」

「わたしもー」

「おいしかった」


3人とも幸せな顔をしながら呟いてます


「拓郎さん 美沙さんもお疲れ様です」

「いえいえ あちこち移動だけでもたのしかったよ」

「そうですよね 瞬間移動がなければいくこともなかった

 場所ばかりですもの」


拓郎さん達も違う意味で楽しめていたようでよかったです

たこ焼き、お好み焼きは再現出来ると思うので

休みの日に作ってみようと思います

300話到達です そして丸半年経過しました

ここまで読んでいただいてる方 ありがとうございます

ブックマークも70人

時々 すぐ外す人いたりするので病むこともありますが

それでも増えてくれるのはモチベーション維持に繋がってます

まだストックが68話はありますので

もうしばらくは1日2話投稿をしますが

残り30話までストックが減ったあとは1話投稿に切り替える予定です

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