294話 移動先 相談 2
前話に引き続き美穂視点です
文字数見ると…まとめてしまった方がよかったのかも知れなかったです
わたしは、ひまりおねえちゃんとさくらさんをみて
声をかけることにしました
「ひまりおねえちゃん どうしたの?」
「みほちゃんたちが残っていたから様子を見に来たの」
「そうだったの ありがと 今 自己紹介等終わって
ラーメンどうするかと言う相談になってる」
「そっか…人数多いし…決まりにくいよね」
「うん どうしようって…みんな、もう移動してるし」
わたしは困ったように、ひまりおねえちゃんに言うと
ひまりおねえちゃんはウインドウを展開させて検索はじめていた
「味噌 塩 醤油 豚骨と全種類あるお店を探すね」
「なかなかないよね? わたしも検索して見ていたけど…」
「そうだよね 宮城県だと味噌がメインみたいだし」
ひまりおねえちゃんが答えながら画面を見ていた
その間さくらさんは、かえでさんに話しかけていたようでした
「かえで先輩 状況は?」
「この子達 迷っているみたい 見事にバラバラでして」
「4種類希望者いるの?」
「うん そうなっちゃってるの」
ふたりの会話を聞いて…ひまりおねえちゃんは
検索の仕方を色々かえて…真剣になっているみたいでした
「あったよ 福岡に…い○の○という場所」
ひまりおねえちゃんが声高めて
わたしたちに知らせてくれると、全員がみえるようにウインドウを
大きくしてくれる
わたしたちはそれを確認して「うなずく」
「決まったけれど…移動だよね」
「うん 写真にある風景を頭を浮かべながら瞬間移動出来るかどうか
ためしたことない?」
ひまりおねえちゃんが、わたしに問いかけてきました
「やってみるね かえでさん達 待ってて 移動出来るがどうか試すから」
「「「「「はい」」」」」
わたしはウインドウに表示されている場所をじっくり見て
しっかりとイメージを固めて看板がある場所へ瞬間移動を発動する
……
………
(うん い○○やの看板があるね)
確認出来たあと地下室に戻ると、みんなに向かって笑顔になり
「うまく行けたよ ひまりおねえちゃんも検索ありがと」
「ううん よかった じゃ、わたしたちはハンバーガーに行くから」
「うん」
ひまりおねえちゃんとさくらさんが安心した表情を作りながら
向こう側に戻っていく
わたしはそれを見送りながら、みんなに声をかける
「それじゃ、人数が多いから大きめの円を作って
全員で手をつなごう」
わたしの呼びかけに全員手をつないでいき
手をつなぎ終わったのを確認したあと
「じゃ、福岡に…移動するね」
「「「「「「「はい」」」」」」」
福岡に移動するのでした
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