293話 移動先 相談 1
前半ひまり視点、後半が美穂視点です
───ひまり視点
わたしは、たけしくんとさくらちゃんと一緒に
ハンバーガーを希望している見習い侍女さん4人と合流する
「さくら先輩がハンバーガーについてきてくれるんです?」
「うん そう ひなちゃんもここだったのね」
「はい ほかは…あやめちゃん ひろみちゃん ゆうちゃんです」
ひなさん…(わたしと同じくらいの歳なのかな)が
あやめさん ひろみさん ゆうさんを紹介していくと
3人ともわたしにお辞儀をしながら「よろしくお願いします」と言ってきました
「こちらこそ、よろしくお願いします
それで…さくらちゃん ハンバーガーは行ったことあるんでしたよね?」
由美ちゃん達から…そんな話は聞いているから
さくらちゃんはハンバーガーショップには行ってるはずだと思うので
わたしは確認してみた
「はい はじめて日本に来たときに…モ○に」
「モ○のほうなのね 今日はどうしましょ?
たけしくんやひなさんたちどっち行きたい?」
わたしはウインドウを開いてモ○とマ○クのサイトを
みんなに見せるとのぞき込むように、画面を見入ってきました
「どっちも食べてみたい」
「うん どっちも食べたいです」
「「わたしも」」
みんなどっちも行きたいといっているのを見て
わたしとさくらちゃんは、ちょっと苦笑いをしてしまいます
「さくらちゃん どっちも行きましょ」
「はい それがいいですね 半分ずつ切り分けて
食べれば大丈夫と思います」
「そうだね ひなさん達もそれでいい?」
「「「「「はい」」」」」
わたしたちは両方行く事に決まったので
移動をしようと思ったのだけど…周りを確認すると
みほちゃんやかえでさんのラーメン組が
まだ残っているみたいで…気になり
「さくらちゃん…みほちゃん達まだいるみたいだけど
ちょっと見に行ってもいい?」
「はい わたしもついて行きます ひなさん たけしくんのことお願いね」
「あ…はい」
───美穂視点
わたしたちは見習いの侍女さん達と合流した後
自己紹介等を最初にすませていた
ゆかさん みよさん まいさん すずさん
たえこさん ともこさんと言う名前でした
年齢だと…ゆかさんとまいさんが見習いでは最年長みたいでして
18歳で…その下にたえこさん、みよさん、ともこさんと続いて
すずさんが1番下と言うことでした
「みなさん 今日はよろしくお願いします」
「「「「「「よろしくお願いします」」」」」」
「それで…かえでさん どうする?」
「美穂様は希望ありますか?」
「わたしは…今日は見習いさん達の希望を優先でいいと思うの」
「かしこまりました ゆかさん達
ラーメンですが…味噌、塩、醤油、豚骨と大きく分けて4種類あります」
「はい 一昨日 試食させていただいて3種類は把握出来ました」
「濃い目の味噌味 あっさりした醤油や塩でしたね」
「どれも少しだけでしたし…ちゃんと食べてみたいって思って希望しました」
「「「うん」」」
かえでさんの問いかけに、ゆかさん、たえこさん、まいさんと
それぞれ返事を返してます 他の3人も頷いてました
「おじさんや、お父さんも見習いの方優先でいい?」
「「あぁ…問題ない」」
わたしは…ふと周りをみたところ
深愛様のカレー組、ゆきくんのうなぎ組は
すでにいなくなっていて、おねえちゃん達も今、ゆみおねえちゃんが
瞬間移動を発動して移動していったみたいで
(みんな決まっちゃってるんだね ちょっと…焦りを感じちゃう)
続いて…さちこおねえちゃん達も瞬間移動して行ったみたいで
残ったのは…わたしたちと、ひまりおねえちゃん達のハンバーガー組みたい
そんなことを考えていると
ひまりおねえちゃんとさくらさんがこっちにやってきました
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