281話 明日のお誘い
短いです
昨日もブックマーク増えました
ありがとうございます
白井パン屋さんの裏庭にやってきて
お店側じゃなく居宅側の玄関から呼び鈴を鳴らす
「はーい」
中から白井さんの奥さんがやってきて
扉を開けて俺を見る
「えっと…幸正くん この時間帯に?」
「たけしくんに用事がありまして
と言うか…おばさん達もですが
明日は普通に営業でしょうか?」
「明日は…そうだねぇ 普通に営業予定ですけど
なにかあるのです?
ここじゃなんなので…中に入ってください」
白井さんの奥さんに案内されて
居間にやっていくと白井さんやたけしが
俺を見て驚いてる様子だった
「夜分遅くに申し訳ありません」
俺は時間的に遅いので頭を下げる
「あ いえいえ」
「幸正くん どうしたのです?」
「明日の昼に日本で食べる予定でして
明智の爺さんや桜庭夢子さん、相馬さんところなど
声をかけていたのです
皇室の見習いの侍女さん達20人もいるので
大人数だったりしますけど
それで…たけしくんはどうかな?と」
「ぼくですか? たいして幸正くん達と関わってないのに
いいのです?」
「夢子さん達を紹介してくれたじゃないですか?」
「そうなのですが」
たけしは白井さん達を見る
「たけし せっかくだから行っておいで」
「そうだぞ 日本で食べる機会なんてそうそうないんだから
いい勉強になるだろう 俺たちは店があるから無理だが」
「お父さん お母さん…」
「白井さん達のために…お土産も買わないとですね」
俺がそう言うと3人とも手を振りながら
「そ、そこまでは…」
「気を遣わなくてもいいですから…この子の分だけで」
「ぼく…お金ないです」
「日本円は…大丈夫ですから…白井さん達にも
食べるものを買いましょ」
「「「あ、ありがとうございます」」」
「と言うことで明日は10時前にむかいにきます」
「はい…」
用事を済ませると白井さん宅から出て行き
人気のいないところから瞬間移動で帰宅する