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異世界で夢を叶えたい~ダンジョンでみつけた魔物などで食文化、産業革命を提案する~  作者: クーニー
中央での生活 ダンジョンに入るまで
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25話 母親との会話

俺たちは学校から出て行くと

人気のない場所に行き周りを確認する


「幸正 こんなところに来てなにするの?」

「美穂も…」


母親二人が困惑しながら俺たちに問いかけてくる


「なにって家に帰るだけ」

「うん そう 普通に移動するとめんどくさいでしょ?」


俺と美穂がそう言いつつ瞬間移動を発動させて

美穂は絵美は樹家玄関に

俺とお母さんは加賀家の玄関に移動した


「ゆ・き・ま・さぁ あなたねぇ」

「だから 周りを確認したんです」

「はぁ…まぁ、いいわ」


疲れた様子で言う母親

そのあと居間に二人で移動すると母親が声をかけてくる


「試験はどうだった?」

「特に問題ないと思う ひらがな カタカナは大丈夫だし

 簡単な計算も間違ってないと思う」

「そっか それならよかった 漢字の方は?」

「漢字は…うーん」


少し考えて母親に返答する


「簡単な漢字なら読むのも書くのもたぶん?

 読むのは問題ないと思うけど書く方が自信ない」

「そうなんだ 前世の方でもそうだったの?」

「うん 前世の方は字を書くこと自体も

 学校生活終わってからはだんだんしなくなってたし

 字を書かなくても機械で思ってることを表示するものがあったから」

「どんな感じの?」


母親はいまいちわからない感じで聞いてくると

俺はノートパソコンを1台能力で作り出す

そのあと起動させてワープロソフトを起動させて

キーボード入力しながら説明する


「こんな感じでカラーテレビみたいなものがあって

 キーボードで文字入力していくもの」

「すごいよねぇ こんな機械が作れるようになるんだね」

「それで…ぼくは前世で両手使えなくて

 代わりに足で操作していたの」

「大変だったよね?」

「それは うん 人生なんのために生きているのかわからなくて」

「今はどう?」

「お母さんもお父さんも優しいし

 みほちゃんたちもそうだから うん

 この世界に転生してよかったって思う」

「ありがとね 幸正」

「それで…こんな感じでしていたから

 文字なんて書かなくなってたし」

「なるほどね 確かに書かなくて良い環境があると

 そうなっちゃうね」

「パソコンは…さすがにここに置いておくのは」


俺がノートパソコンを見ながら言う


「そうね 色々 問題あるから消してね」

「うん その代わりにみほちゃんにも渡してある指輪

 お母さんとお父さんにも…」


俺はノートパソコンを消して

2つの指輪を作り出す

指輪型携帯端末と言った方がいいかもしれないが

それを母親に渡す


「電話とかの機能?」

「うん そう 連絡手段には便利だと思うから」

「ありがとね 使い方は?」


俺は母親に一通り使い方を教える


「基本的に念じればいいだけなのね 便利だわ」


母親との会話が一区切りすると

母親は夕ご飯の支度に取りかかるのを見て

自分の部屋に行く


「あ そういえば…おじさんとおばさんに」


俺は思い出したように美穂を念話を送る


「みほちゃん」

「うん?」

「おじさん達に指輪渡しておいて」

「あ うん わかった」


美穂が瞬間移動で部屋に来ると

俺は2つ指輪を美穂に渡す


「お父さん達に渡すね 説明はわたしがするから」

「うん おねがいね」

「じゃあ、また明日」

「うん」


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