270話 餃子の皮作り
それぞれのチーム別にキッチンに立つのだが
キッチン台が5つあるわけだから
ひまりとみさき、夢子と太一、相馬家と3つ台を使用する
その上で、ひまりは自分の手元がみえるようにドローン撮影するように
空中に巨大なウインドウを展開させながら自分の手元を
ウインドウに映してから料理の説明を始める
「まずは皮から始めますね
強力粉と薄力粉を10対8の割合と塩も一つまみ加えます」
ひまりが語りながらボウルに強力粉と薄力粉と塩を入れて
箸を使って混ぜ合わせていく
それを見ながら他の面々も同じようにボウルに入れて混ぜ合わせていく
ひまりが各自の進行具合を確認したのちに
俺に話しかけてきた
「幸正くん お願いあるんだけど」
「うん」
「熱湯を作って欲しいので…お願いしても?」
「うん わかった」
俺は大きめのやかんを4つほど作り出して
ウォーターで中に水を入れていきファイアで沸騰するぐらいに熱していく
「いつも思うけど…幸正くんの魔法の使い方って便利だよね」
さちこが俺を見ながら呟いていた
熱湯が出来上がると各キッチンにおいていく
「ありがとう」
「うん」
「先ほどボウルに混ぜておいた粉類に熱湯を注ぎます
注いだあと箸で混ぜ合わせていきます
こんな感じにポロポロとなるように混ぜていきます」
ひまりが実演しながら説明をする
それを見ながら太一と相馬家夫妻も同じようにして行っている
さくら、美穂、未来のところも同じように進行していき
各キッチン台におかれているボウルを
ひまりが確認しながら進行をしていく
「ポロポロ状態になったのを確認出来たら捏ねていきます
滑らかになるまで捏ねていきます」
各自ともひまりの説明を見ながら同じように捏ねていき
生地を丸くまとめていく
「丸くまとまったら半分から切って2等分にしたあと
それを2等分にします
4等分になった生地を棒状に伸ばしていきます
20センチほどに伸ばして太さは均等になるようにします」
ひまりの説明を見ながらそれぞれ作業を進めていく
ひまりが4本の生地の棒を作り終えると再び俺に話しかけてくる
「幸正くん また…おねがい」
「うん」
「サランラップとか作り出してくれない?」
「わかった」
俺は、ひまりの言われるとおりにサランラップを作り出して渡す
「ありがと」
俺から受け取ったサランラップを使って生地を包んでいき
「生地を包んでいき、30分ぐらい寝かせます
その間に中の具を作り始めようと思います」
「「「「「「はい」」」」」」
こうして生地作りが一段落すると具作りに取りかかるのだった
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