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269話 地下室拡張

台所に向かおうと思ったが、ふと人数を見ると多いと感じる


「キッチンセットなら、さくらさん達が持ってるけど

 台所は…ちょっと狭そうですね」


俺は、そう呟きながら地下室の拡張と配水管などの設定をする


「確かに…大人数ですね どうします?」


芽衣が問いかける


「さすがに中庭は寒くなってるもんね」

「そうですね」


美穂と未来が続けて言う


「今 地下室拡張しましたので

 さちこおねえちゃんの家の敷地内にある地下室と

 似たような感じに練習場の下の階層に追加しました」


俺がそう答えると、みんなが「また?」という風に俺を見てくる

俺は気にするのをやめて…みんなをエレベーターに案内すると

地下2階へ何回かに分けて全員移動をしていく


地下2階にやってくると

向こうの世界にある地下室をみていた

さくら、ぼたん、美穂、未来、芽衣、さちこ、ひまりは


「「「「「「「そのままだね」」」」」」」


こんなことを呟いていた


「キッチン台は3つあるようですが

 わたしとさくらちゃんのも設置します?」

「そうして貰えると…助かります」


ぼたんの言葉にみさきが答える

それを受けて、さくらとぼたんはアイテムボックスから

キッチンセットを取り出して空いてるところに設置していく


「これでキッチン台5セットあるから

 足りそうかな」


俺の言葉にそれぞれ頷くと

さくらとぼたんがアイテムボックスから

材料等をとりだしていくと


「強力粉と薄力粉、塩、こしょう、ニンニク、ニラなど

 持って来ました 肉は…幸正様が準備していらっしゃるだろうと

 予想していましたので…こちらでは用意してませんでしたが

 どうでしょうか?」


ぼたんが材料を指さしながら話していく


「はい 肉はさっき…お父さん達に挽肉に

 して貰いましたので大丈夫です」


俺の言葉にホッとする表情を浮かべるぼたん


「どうします? 皮を作るチームと中の具を作るチームにわけますか?

 それとも…わけずにします?」


俺が問いかけてみると、それぞれ迷っているようだったが

夢子と連れの職人、相馬家の3人が口を開く


「わたしと太一さん…桜庭の職人さんですが名前名乗ってませんでしたので」

「月曜日も火曜日もおじゃましていたのにもかかわらず

 名乗るのが遅くなりました 太一と申します」

「「「「「よろしくお願いします」」」」」


夢子が泰地の紹介をして太一も自己紹介をすると

その場にいた全員が「よろしくお願いします」と言う

そのあと再び、夢子が口を開く


「わたしたちは全工程をしたいと思うのですが…よろしいでしょうか?」


それを受けて、あやこ達も同じく全工程をしたいと進言する

俺は未来や芽衣、そしてさちこたちをみて問いかける


「さくらさんとぼたんさんをわけて

 中身の具と皮 でチーム分けして夢子さんたちとあやこさんたちは

 全工程をやって貰うとして…作り方 完璧に覚えているのって

 誰になります?」


俺の問いかけに、ひまりとぼたんが手をあげる


「わたしも料理はある程度出来ますし餃子なら把握してます」

「わたしもネットで作り方は覚えています」


俺はふたりをみて


「ひまりおねえちゃんに夢子さん達とあやこさん達を

 お願いしてもいい?」

「はい」

「さちこおねえちゃんは料理苦手だったよね」

「うん ほぼまったくしてないから わたし」

「じゃあ、肉捏ねる側のほうが楽?」

「うーん そうかも」


結局、わかれるのは3チームとなった


夢子・太一、あやこ達の相馬家 そこにひまりとみさきをくわえた全工程チーム


さくら みほ 未来 宗人 ミアさんの皮作りチーム


俺 ぼたん 芽衣 正太 さちこの中の具作りチーム


と言う具合にわかれた

ここまで読んでいただいた方ありがとうございます

面白いと思っていただいたら

ブックマークや評価つけていただいたら嬉しい限りです

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