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異世界で夢を叶えたい~ダンジョンでみつけた魔物などで食文化、産業革命を提案する~  作者: クーニー
中央での生活 ダンジョンに入るまで
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24話 編入学試験 2

昨日に引き続き後半です

先生達が説明終わると今度は

魔力の測定を行うようで鑑定士の方がやってくると

水晶玉を俺たちの目の前におく


「一人ずつ この水晶玉にふれてみてください

 MP数値が表示されるようになってます」

「「はい」」


まずは俺から手を当てると水晶玉にMPが表示される


「えっと…240…えっ? そんなに?」


鑑定士があり得ないというような表情をしながら

ぶつぶつと独り言を言い出す


念話の方では美穂と会話で


「240で…この反応だと…おねえちゃんどうするのよ? ねぇ?」

「あはは みくちゃん 1500もあるからね」

「うん」


「つ、つぎ…美穂様 お願いします」

「はい」


美穂が水晶玉にふれてみると

320の数字が浮かび上がりそれを確認した鑑定士が

またぶつぶつと独り言を言い始めない


「なんで? こんなに高いの? ありえない

 あの…美穂様、幸正様 レベルを図らせて貰っても?」

「「はい」」


鑑定士が俺たちのレベルを図る

計り終えるとますます意味わからないという表情になって行く

俺たちは念話で


「鑑定士さん 可哀想なことになっちゃったね」

「うん 普通じゃあり得ないものだもん ぼくたちの数字」

「うんうん」


混乱して取り乱す鑑定士を空いてる先生が

連れて行くことになった

鑑定士がいなくなり

その場で待っていると一人冒険者風の人がやってきた


「最後に戦闘試験…と言いたいのだがスキップだ」

「「えっ?」」


俺たちがぽかんとすると

冒険者の男が頭をかきながら俺たちを見て


「あのな 美穂様 こないだコロシアムでおやりになったじゃないですか?」

「あ…はい テレビもきていた」

「あれだけ戦闘力を国民に見せていたんだから

 今更…テストとかいらないですよ?」

「あは あはは」


かわいた笑い方になる 美穂


「俺もあの場で参加だったから

 お二人の実力は身をもってわかってます」

「「そ、そうですか…」」

「それで…どうします? 迷宮に潜る際の注意事項とかは

 習いますか?」

「あ それは是非 知りたいです」

「はい 将来的には迷宮で稼ぎたいと思うので」

「わかりました 先生方にはそのように報告しておきます」


こうしてすべての試験が終わると

再び校長達がいる部屋に連れて行かれる


「美穂様、幸正様 お疲れ様でございます

 試験結果をみるに1年生のクラスでは

 無意味だと思いますので1年スキップの2年生クラスに

 編入していただくことになりました」

「「はい」」

「お二人方の他に皇女様もそのクラスにいますし

 財閥のご令嬢や御曹司もいますので」

「「はい」」


俺と美穂はそれを聞いて念話の方で


「おねえちゃんはわかるけど…お金持ちの坊ちゃん達?」

「どうなるのかなぁ…はぁ」

「ゆきくん いやそうだね?」

「金持ちのエリートって性格悪いの多いというイメージが強くて」

「それって前世のイメージ?」

「うん…金持ちのボンボンとかいいイメージなくて」

「そっか」

「みほちゃんに手を出してきたら…やだなぁ」

「もう 妬いてくれるの?」

「うん」

「ありがと へいきだよ わたしつよいし」

「それは そうだね」


先生達の説明が終わると最後に校長が


「それでは…週明け月曜日から登校して貰うことになりますので」

「「はい」」


こうして試験が無事終わるのだった


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