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261話 夕食

家に帰り居間につき加賀、樹両家の面々が席に着くと

母親と由美がアイテムボックスからピザと餃子をとりだして

机の上に並べていく


「美幸さん お金は? 半分支払います?」

「大丈夫です」

「ごちそうになりますね」


絵美が母親にそう言う


「美幸 これ ピザか」

「えぇ…そうよ 選んだのは美穂ちゃんね」

「おじさんもお父さんも肉好きだし

 テリマヨチキンにしたよ」

「美穂 ありがとう 確かに肉好きだな 俺」

「美穂ちゃんありがとう それと…ゆみちゃんのは…?」


父親が由美がとりだした餃子を見る


「餃子です 肉ばかりなので野菜餃子を選びました」

「餃子もはじめてだな」

「そうだなぁ まだまだ食べてないものが多いからなぁ」


父親と宗人が餃子を見ながら呟いている


「食べましょ」


母親がそう言いながらピザを各自に配っていき

配り終えると全員で「いただきます」をしてから食べ始める


「うまいなぁ 照り焼きチキンにマヨネーズ

 ピザというのはパンなのか?」


父親がそう呟く


「パンとは違うけれど…小麦粉で作られてるのは一緒だね」


由美が父親の呟きに答える


「なるほど」

「食べ応えあるボリュームだなぁ」

「だな」


宗人も満足そうに食べている

周りを見ていると美穂が俺を見ながら問いかけてくる


「ゆきくんはどう?」

「テリヤキだし好きな味付けだから うん」

「それなら よかった」

「みほちゃんは…他に食べてみたかったのなかったの?」

「いろいろあったし…目移りはしたよ

 ただ、お父さん達は肉の方が良さそうだから

 選んだの」

「そうだったんだ ありがと」

「ううん」


ピザを食べ終えて…餃子にうつると

父親達は感想を言いながら食べていた


「餃子もうまいな」

「由美ちゃん これ…野菜餃子と言ったけど

 餃子って他にもあるのか?」


宗人が由美に餃子を箸で持ちながら聞いてくる


「うん 小麦粉の皮を包んで焼いたり蒸したりしたものが

 餃子なので野菜入りだから野菜餃子

 肉餃子は肉がメインの餃子ですね」

「「なるほど…」」

「餃子の皮は簡単なの?」


母親がそう聞いてくる


「えっと…」


由美はウインドウを展開させて

餃子の皮の作り方の動画を検索して母親に見せる


「ありがとう 強力粉と薄力粉と塩…なのね

 簡単そうだから今度作ってみるわね」

「肉餃子頼む」


母親の言葉に父親が呟くと

父親を見ながら「はいはい」という母親だった


こんなやりとりをしながら夕ご飯を食べ終えると

俺は…お風呂に入るまでの間に

52階層と56階層で肉集めをして時間を潰すことにした

ここまで読んでいただいた方ありがとうございます

面白いと思っていただいたら

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