254話 地下室で
短すぎました
253話とあわせちゃった方がよかったでした
桜木家の裏庭の地下室7階層へゲートをくぐりやってきた際
父親と宗人は俺を見てあきれ顔になりながら話しかけてくる
「なぁ、幸正 人様の敷地内にこんな規模の施設を
地下に作るのはどうかと思うぞ?」
「思っていたよりも広いのだが…どんだけの広さで作ったんだ お前」
「うーん とりあえず、旅館敷地内にあわせて作った感じですから
あ…1階層も地上からかなり深いところに作ってます
その方が水道管とか色々なものの邪魔にならないと思うので」
「「はぁ…」」
俺の返答にため息をついてしまう二人を
とりあえず、おいとくとして
健二やかおりも同様に地下室を見渡して呆然と
立ち尽くしていた
二人のことも放置して
俺は準備をしている母親達に話しかける
「お母さん達 おつかれさま」
「「「「「うん」」」」」
「坊主 焼きそばと焼きうどん、それからナポリタンは作っといたぞ」
「ありがとうございます 大変でなかったですか?」
「んー、焼きそばは美沙が担当してくれたし
ナポリタンに至っては…美幸さん達も作ってくれたから
思ったよりは大変ではなかったな」
「おばさん そして…お母さん達もありがとう」
「いえいえ」
「幸正 ナポリタンに使われているトマトケチャップも
色々便利そうだね」
「うん ケチャップ自体は…ハンバーガーでも
口にしてると思うけど」
「そうね ソースもそうだけど
ケチャップも普及して欲しいわね」
「うん この辺は…みくちゃん」
俺は…不意に未来の方を見る
「もう ゆきくんってば…わたくしを何だと思っているのですか?」
未来は少し頬を膨らませながら俺に言う
「えっと…お姫様でしょ いろんな会社に話を持って行ける
家の娘という感じじゃない?」
「はぁ…そりゃ、お爺様達はあちこちに繋がりはありますからね
それを頭から利用しようとしている…ゆきくんって
どうなのですか」
「ご、ごめんなさい…」
「いいです ケチャップもソースも必要ですから
食品会社に話を持っていって貰います」
「ありがとう」
そんな会話をしていると
由美、さちこ、ひまりもやってきて
「「「ただいま おまたせ」」」
「「「「「「「「「おかえり」」」」」」」」」
由美達も来たので揃ったということで
テーブルと椅子を設置していき
全員がテーブルを囲むように座っていく
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