198話 朝の様子
昨日の夜、夕ご飯を食べた後
俺は少し52階層、55階層、56階層と
由美や美穂と一緒に行って狩りをした
今日も学校へ登校する前
6時から7時の間に由美と一緒に同様に狩っている
「幸正くん こんなに根つめなくてもよくない?」
由美が心配そうに俺に聞いてくる
「うーん どれくらい必要かわからないから
時間あるときに…ちょこちょこと狩ってるだけ
おねえちゃん 学校は8時過ぎに向こうに行けばいいの?」
「わたしは…そうね そんくらいで間に合うから
瞬間移動があるから通学も楽になったよ
電車賃も浮いてるし」
「そっか そういえば 口座にはかなり?」
「そうみたいね ちょこちょこ さちこちゃんに渡していたし
おじさんが換金して振り込んでくれてるから
相当貯まってる気がするけど確認するのが怖い」
「億単位以上になってそうね」
「うん どうしようってなる」
「あの辺の土地 買い取りするのも意味ないだろうし」
「だね 卒業したらこっちにすむから
卒業後にあの家 売却かなぁって思ってるけどいい?」
「そのときはゲートを消してしまうから」
「うん わかった そろそろ戻ろう?」
「うん」
俺たちは家に戻り朝ご飯の席に着き
母親達が俺たちを見て「おかえり」と言ってくる
「ただいま で、お母さん はい これ」
俺と由美はアイテムボックス経由で
母親にブラックホーンや暴れ大猪等々を渡す
「幸正もゆみちゃんも…そんなにこんつめなくても」
「わたしも幸正くんに同じこと言ったけど
時間あるときにしてるだけって言われたの」
「ゆみちゃんも同じ事思ったのね」
「うん」
「幸正 あんまり ゆみちゃんにも心配かけたらダメだよ?」
「うん 気をつける」
母親の注意に返事をして朝ご飯を食べ始める
由美がそのあと登校の準備をして向こうの世界へ登校していく
俺は俺で美穂を待ちながら刀の鍛錬をしていると
美穂がやってきた
「おはよ」
「おはよ」
美穂と一緒に学校へ登校して教室に入ると
美穂が話しかけてくる
「今朝も狩っていたの?」
「うん できるだけ貯め込んでおかないと
何万人分?だし」
「そうだよね 全国相手だもんね
作る方も大変になりそう」
「さすがに…お母さん達だけだと無理だから
なんとかしないと」
「うん」
こんな会話をしているうちに
芽衣も登校してきて隣にやってくる
「おはよう」
「「おはよ」」
「幸正くん お父様には話しました
あと…各地にも昨日のうちに伝えてきました」
「めいちゃん ありがと
それで…し○○らからの転売は引き受け?」
「うち お店の方での生産だと追いついてないから
日本の服を転売することも納得して貰えた」
「よかった あとは…さちこおねえちゃんの家のほうで
うまく立ち回ってくれれば」
「ゆきくん そもそも、わたしたちの口座って
どれくらいの金額入ってるんだろうね」
美穂が俺にそう聞いてくる
「ゴールドゴーレム狩って…ちょこちょこ
おねえちゃん達に渡していたけど
どれくらい換金してくれているのかは
ぼくもわからない
まぁ、バカみたいな金額になってるのは
確実だとは思う」
「「あはは…」」
「桜木家も外敵から防衛しないとなぁ
口座にバカみたいな金額が貯まっていると
悪党が寄ってきそうだもん」
「さちこおねえちゃんに…その辺 話さないとね」
「向こうの世界だと…わたしたちもすぐ対応できないもんね」
「うん」
美穂と芽衣の言葉に俺は頷く
「あと さちこおねえちゃんのお父さんとか兄姉も
まともな人ならいいけど…お金は人を狂わすと言うから
心配なんだよ」
「その辺は…さちこおねえちゃん しっかり監視してくれるんじゃ?」
「わたしたち同様に化け物になってるわけだし
さちこおねえちゃんに逆らうような人もいない気がするの」
「だねぇ」
美穂と芽衣が…そんなことを言う
二人とも自分が化け物だという自覚もあるようだが
それを言っちゃうのも…と思ってしまう
化け物にしちゃった…俺が言うのもおかしいが…
そこに未来も登校してくると
それぞれ挨拶を交わしてから未来の方から
話しかけてきた
「ゆきくん お爺様達との話し合いで
お母様の方でも料理出来る人を集めるということです」
「わかりました そうなると…お母さん達は
状況次第で午前中は料理を教えることになるのかな」
「そうかもしれないです
あと侍女4人も他の侍女や護衛を連れて
経験値倍増付与ゲートをくぐったあとでの
パワーレベリング?を行うことになりました」
未来がそう言ってくる
パワーレベリングというゲーム用語はさすがにわかりにくいようで
?マークを頭に浮かべながら言ってるようだった
「すみれさん達は55階層や56階層も対応可能だろうけど
それ以外の護衛や侍女の人たちは…さすがに厳しそうだろうから
42階層の方でブラックホーンを重点に…というのが
無難かもしれないですね」
「そうですね 55階層の海は船も必要ですし
56階層に至っては…あれは…わたくしたちぐらいしか
対応は出来ないでしょうね」
「「だね」」
「うん」
そういう話をし終わり芽衣の方の話も
未来に情報共有として話し終えたところで
時間になり未来や美穂は自分の席に戻るのだった
話にサブタイトルつけずに書き進めていると
投稿予約するときにタイトル考えなきゃならなくなってる
あまりセンスがない…