194話 確認事項
家に帰ってきて時間を確認すると
5時近くになってしまっていた
未来達は時間を見て…そろそろ帰らなきゃと言う感じだ
俺は未来に話しかける
「みくちゃん 転移ゲート 国で管理して貰って有料にして
材料費と人件費に充てるというのは?」
「その辺も含めて…お爺様達に確認しますね
ダンジョンでとれる肉や魚は材料費かからないですが
米や野菜、会場建設費その他諸々…ありますね」
「その辺の確認おねがい」
「はい それでは…わたくしたちはこの辺で」
未来と侍女さん達に残りの人たちが挨拶をすると
未来達は帰っていった
それを見届けたあと次に芽衣に話しかける
「めいちゃん 下着以外の販売はいつ頃?」
「お父様に確認してみないとわかりませんが
なにかあるんです?」
「食の祭典の会場に隣接するかたちで
簡易的なお店を開いて
下着とかブラウスや各種シャツ、スカート
ズボン等も販売出来れば2度手間にならないと思って」
「言われてみれば…確かに」
「洋服等もひろめたいわけだもんね ゆきくん」
俺の言葉に納得の芽衣と話に入ってくる美穂
「問題は冬物まで用意出来てないよね?」
「そういえば…もう冬になる季節だね
温かい服も作らなきゃダメだね」
「うん 間に合わなそうだし
さちこおねえちゃん」
俺がさちこの方にむいて名前を呼ぶと
予想外な感じに驚くさちこ
「わたし?」
「お父さんに話を振って…し○む○から
冬物の衣服大量購入できないかたのめない?」
「なるほどね めいちゃんの家で間に合わないなら
今年の冬は日本のものにしちゃうと言うことね」
「めいちゃんのお父さんにも確認してからだけど…」
「はい 家に帰ったら確認しますね」
「金の塊 アイテムボックスに貯まっているから
し○○らに支払う代金は大丈夫だろうとは思うけど」
「そうね 何トンもあるんだし 金の塊
全部 日本円に換金したら…それこそ恐ろしい金額になるから」
由美が俺の言葉にツッコミを入れてくる
「おねえちゃんの家のゲートと別に
さちこおねおちゃんの家の近くにゲート作っておいた方がいい?」
「あー うん そうして貰えると わたしも助かる」
「裏庭がいいよね?」
「うん 表だとお客さんかいるし」
「ゲートのところにプレハブとか設置して隠しておいて」
「うん わかった」
俺は外に出て家の裏庭に向かうと
さちこの家の裏庭に繋がるゲートを設定する
そして家の中に戻ってくる
「繋ぎ終えたから」
「ありがと 家の方でバイトとか募集してみるね」
「来年夏8月上旬から中旬にかけて?」
「売り子とか…かなり人手いるでしょ」
「うん お母さん そうよね?」
「そうね わたしと絵美さん 侍女さん達だけじゃ
無理な規模になりそうだし
12月のは大ホールに各お店を設置して貰えば
こぢんまりでも大丈夫そうかな」
「うん 服は紺菱総動員して貰うことで」
「はい 伝えておきます」
芽衣は必要事項をメモしていた
「あと 話さなきゃならないことある?」
俺かみんなに確認すると
特になさそうな感じなので…お開きになり
芽衣とさちこも帰って行くのだった
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