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166話 襲撃未遂

昼過ぎに芽衣達との念話で

午前中は何事もなく各店舗の販売も順調と言うことを聞き

ホッとしつつ美穂達の様子を見る

ご飯を食べ終えているようで

さちこもちょっと前にやってきて

美穂 由美 さちこの3人での当てっこ遊びがはじまっていた


端から見れば激しい動きでの攻防戦

普通の人には目で追うことも出来ない速度での

塗料の撃ち合い、避け合いをしているのだった

魔物相手ではこんな激しい攻防なんて出来ないだろうし

3人とも楽しそうにしているのと同時に

真剣そのものだった


美穂達の方を眺めていて1時間ほど経つ

時計を確認すると2時頃になっていた


「芽衣です 数は少ないですが

 悪意のある人たちがマネキンの結界近くまで来てます」

「さくらです こちらも10人ほどいます」

「かえでです さくらさんと同様に10人ぐらいですね」

「すみれです こちらも同じです」

「ぼたんです えっと…ここ 月宮の1番南にある都市ですが

 こちらは数百人ぐらいいますけど全員集めて瞬間移動は

 ちょっと…大変です」

「報告ありがとうございます

 ぼたんさんのところが1番多いみたいですね」

「はい いかがしましょうか?」

「各自 そいつらを視認出来る距離にむかってくれます?」

「「「「「はい」」」」」

「「「「「到着しました」」」」」

「ありがとうございます 指輪の機能でカメラを使って

 そいつらをぼくに映し出して貰えます?」


5人ともカメラで妨害しにやってきた連中を映して

俺に転送してくれる


「ありがとうございます

 一気に、そいつらをこちらに引き寄せます」


俺はカメラに写っている連中をすべて

この檻に引き寄せるように念じる


「わぁ 目の前から全員消えたよ」

「「「「うん すごい」」」」

「引き続きやってきたら、おねがい」

「「「「「はい」」」」」


芽衣達と念話を終わらせて

引き寄せした連中の方を見る

もちろん各ブロック毎にわけて引き寄せておいた

なにが起きたのかわからないというような表情で

全員放心状態になっているところに

俺は連中に声をかける


「あなたたち 紺菱呉服店に何をしにやってきたのです?」


俺の問いかけに全員、俺の方を見るが

口を開こうとはしない

こいつらの記憶を読み取るのも簡単だが面白味にかける

俺は国民全員の脳に直接、この場の映像を投影させることにする

すると…陛下やゆかり様、お母さん達から念話で

お叱りを受けてしまうが、とりあえず無視することにした


「みほちゃん」


俺は向こうで全力で攻防戦を繰り広げている

美穂に念話で呼ぶ


「うん? わ…当たっちゃったじゃない ゆきくんが邪魔するから」


俺に文句を言ってくる美穂に謝る


「ごめんなさい ちょっとこっちに来て」

「うん」


美穂が動きを止めたのを見て

由美もさちこも中断して3人とも俺の傍にやってくる


「きたよ …あっ、妨害者やってきたのね やはり」

「「幸正くん どうする予定?」」


由美とさちこは俺に問いかけてくる


「どうしようか 問いかけても話すつもりもなさそうだから」

「「なるほど」」

「だから、わたしを呼んだの?」

「うん 闇魔法つかえるわけだし」

「そっか わかった じゃあ、いくよ 自白」


美穂が俺の意図を読んで自白を発動して

連中に自白させるように仕向ける

俺は各店舗毎に聞き出すことにした

ここまで読んでいただいた方ありがとうございます

面白いと思っていただいたら

ブックマークや評価つけていただいたら嬉しい限りです

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