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164話 日曜日までの様子

かなり短いです

各店舗をまわった日、ケーキを食べた後に

さちこがやってきて暇つぶしのゲームとして

誰もいない魔の森付近の土地で

お互いにビットを飛ばしあい色つき塗料のようなものを

発射出来るようにしての当てっこをして

遊ぶことになった


お互いに自由自在に動かして

相手の死角から射撃をする

これを避けるだけでもいい練習になってる

なにせ、基本的に一方的に始末するだけの

ことしかしてないのだから

同じ強さ相手での経験が乏しい


美穂もついてきていて見ていたのだが

途中から加わり3人での乱戦になってしまっていた

ただ避けるだけでも大変だった

高速で飛来するビットの位置を把握しつつ

避けるわけだから3人とも慣れるまで

簡単にあたってしまっていた


翌日は未来や芽衣、そして…バイトがない由美も加わり

同様に当てっこをして遊ぶと言った感じに過ごす


そして日曜日を迎えると

すみれ かえで さくら ぼたんの4人が

全国へ散らばっていく

芽衣は自分の家で手伝いをしながら警護

俺は魔の森の近くに設置していた檻の中に移動して

待機しようとすると

美穂や由美もついてくると言うことでついてきている

俺は由美を見て暇な時間になるかもしれないのにと思い

問いかけてみた


「おねえちゃん 夕方までになるけどいいの?」

「うん この檻 広いから…あとで…さちこちゃんもくるだろうし

 運動場になるでしょ?」

「そうだね 何事も起きないなら他の用途で使えばいいよね」

「そうそう」


俺たちが会話をしていると美穂が由美に話しかけてくる


「ゆみおねえちゃん 今日も当てっこしよ?」

「うん しよしよ♪ この檻の中だから天井もあるし

 そういう制限もいい練習になるよね」

「うん 同じようなレベルの人相手だと

 あれこれ考えなきゃだから面白かった」

「みほちゃん達 今までそう言う相手いなかったもんね」

「うん 滅茶苦茶だったし わたしたち」


美穂が俺を見ながらそう言うと

由美もジト目になりつつ俺を見る


「ふたりとも…ぼくがわるいの?」

「ううん 安全にしてくれてるのはわかってるから」

「うん なんでもありの能力なんだから安全にするという

 考えになるのは普通だよ」


二人ともそう答えてくれる


「ぼくは…すみれさんたちと念話をしているので」

「「うん」」


俺は各地に散らばっている侍女さんと芽衣と

念話をしつつ様子を見ることに徹するのだった

ここまで読んでいただいた方ありがとうございます

面白いと思っていただいたら

ブックマークや評価つけていただいたら嬉しい限りです

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