154話 コンビニ
正太視点です
俺と宗人は美幸達と一緒に
由美ちゃんの家に移動すると美幸が玄関まで瞬間移動を発動する
異世界ゲートがある部屋の扉に
鍵がかかっているため瞬間移動しなきゃならないと言うことだった
玄関に移動して外履きに履き替えると深愛様が俺たちに話しかけてくる
「コンビニですが…大きくわけて3社ほどあります
それはネットを見ていれば知ってると思いますが」
確かに俺も宗人もネットで色々見ていたから
セ○ン、ロー○ン、ファ○マの3社は把握してある
深愛様の言葉に頷いたあと
「3社とも見に行ってもよろしいですか?」
「わかりました それでは…セ○ンからでいいですか?」
「「「「はい」」」」
俺たちが答えたのをみてから深愛様が瞬間移動で
その場所近くの人気がいない場所へ飛ぶと歩いて入り口から店内に入る
店は比較的大きい店だった
美幸と絵美さんが入り口に置かれているカゴを手に取る
「これは?」
「買いものカゴです 買いたいものをカゴに入れていき最後に
お会計をするというかたちになってるみたい」
「「なるほど」」
美幸の説明に俺と宗人は納得する
俺たちは美幸と絵美さんについて行くかたちで店内を見て回る
品揃えも豊富でいろんなものが売っていた
「カップラーメンもいろいろあるんだなぁ」
「そうだなぁ さっき食べたもの以外にもさまざまなものある
値段も高いものもあるし…」
「あぁ…どうしようか」
宗人と会話していると美幸と絵美さんが俺たちを見て
問いかけてくる
「気になるのでしたら買います?」
「どうします? あなたも」
「そうだな うどんとそばも食べてみたいから一つずつ」
「俺もそうする」
俺たちが答えると美幸と絵美さんがそれらを一つずつカゴに入れていく
次にむかったところはパンが置かれている場所
「パンもいろいろあるよなぁ」
「そうね どれもおいしそう」
「目移りしそう」
「そうだねぇ 何点か選びましょ」
美幸達がそう言いながらパンを選んでいく
そして次にむかったのは、昨日の夜
由美ちゃんから貰った、お弁当もあった場所
「由美ちゃんから貰ったものもあるなぁ」
「そうね おいしかった?」
「いろんなおかずが入っていたから食べ応えはあったな」
「ほんと いろいろあるよね」
「そうね みたことのないものがおおいね」
「うん」
こんな感じで店内を一通り見終わり
お会計のところで深愛様が店員さんに話しかけていた
「揚げ鶏 ください」
「かしこまりました ひとつでよろしいですか?」
「10つほど」
「お会計は?」
「別々で」
「かしこまりました ○○○○円になります」
深愛様がお財布から代金を取り出してレジの前に置くと
店員さんが受け取り計算をする
計算機も俺は実際にみたことないから新鮮だった
「おつりはこちらになります」
「ありがとうございます」
深愛様が会計を済ませたあと美幸と絵美さんが順番に会計をする
こうして1軒目が終わると外に出て人気のないところから
次の店へ瞬間移動をする
ロー○ンでもファ○マでも基本的な品揃えは一緒だが
その会社特有の品も何点かあった
深愛様がそれぞれの店で買い物をしつつ
最後のところではアイスクリームも買っていた
「深愛様 アイスクリームもいろいろあるんですね」
「そうですね 美穂達もこっちのアイスはまだ食べたことないでしょうから
いろいろ買っておきました
悠には揚げ鶏、か○あ○クン、フ○ミ○キを」
「あの子 唐揚げ好きだもんね」
美幸が相づちをする
「あなた 買いもの終わりましたし…戻りましょ」
「あぁ…」
俺たちはゆみちゃんの家に戻りゲートをくぐり
家に帰るのだった
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