146話 洋服店を視察
芽衣視点です
短めです 今回は
由美さんとお友達のさちこさんを見送ったあと
わたしたちも深愛様に場所特定して貰い
日本の洋服店に向かいました
昨日は夕ご飯にお父様がうなぎを選ばれましたけど
うなぎがあんなにも口の中でとろけるなんて
思ってもみなかったです
学校で幸正くんが海をなんとかしたいという話を
していたのを思いだして納得してしまいます
し○○ら近くに瞬間移動をして
店に入るとわたしとお母様が店内の様子を
録画撮影をしつつ見て回ることにしました
「お母様 広いですよね」
「えぇ しかも 種類も豊富で種類によって区切りがあったり
天井にも案内の看板がぶら下げられていたり
お客さんへの配慮もすごいですね」
「さすがに…この規模をわたしの家では難しいと思います」
「そうね ここまでは無理だとしても
参考に出来るところは参考にしましょ」
「はい」
わたしたちが店を見ながら語っている間
みなさん それぞれ服を見に散らばりました
幸正くんはわたしのところに残ったようです
「幸正くんはいいの?」
「ぼく 服に興味ないので」
「そうなのね」
「ポロシャツにトレーナー ズボンでいいかなって」
「そんなものなの?」
「幸正くん このお店って全国にあるんです?」
お母様が問いかけていました
「はい 全国各地に展開していると思います」
「そうなのね これだけの品揃え 工場とかは?」
「日本以外にも工場持ってると思いますし
この世界だと輸送手段も発達してますから
生産工場もあちこちにあると思います」
「なるほど それで 人形を使って服を飾ったりする以外にも
あるよね? 折り畳んでないでかけられてますね」
「はい ハンガーにかけられてますね」
そう答えた幸正くんはハンガーを作り出して
お母様に見せる
「なるほど あとサイズ毎に並べられてますよね」
「はい わかりやすくなってますね」
わたしたちは店内を見て回りながら
お母様が気づいたことを幸正くんに問いかけていました
ついでに…わたしとお母様も私服を何着か選んでいきます
お母様は下着の方も購入しようと
近くにいた店員さんに質問しながらブラを選んでます
その間 幸正くんは店の隅に行って座ってるみたいでした
わたしの方もワンピースや
ブラウスとスカートなどを子供用として何着か選んで
お母様の買いものカゴに入れたあと
幸正くんのところに行き
「色々見て回ったけど服に絵が描かれていたり
こういう技術もすごいよね」
「うん プリント技術だね こういうのもふくめて
基礎技術を高めていかないと…ね 月宮も」
「そうだね 色々参考になるところは参考にしようと
お母様も話していましたし」
「うん しばらく時間かかりそうかな 買いもの」
「そうだね みんな楽しそう」
「めいちゃんは終わり?」
「わたしは うん 自分のは終わり
店内 しばらく見て回ってくるね」
「うん ぼくはここにいるから」
「わかった 行ってくるね」
わたしは店内を色々見て回りながら
気になるところとかをじっくりと撮影しつつみてます
そんなこんなで2時間ほど店内を色々歩いてました
みんな時間を忘れつつ買いものに夢中の様子でした
幸正くんはずっとあの場にいて…暇してないかなと
心配しましたが念話もありますし
大丈夫なんだと思います
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