表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
144/506

141話 買いもの

東京にやってきて第一声


「テレポートすごいねぇ」

「あ おねえちゃんも出来るようになったから」

「えっ?」

「指輪の機能だから これ」

「そうなんだねぇ じゃあ、学校とかバイトに遅刻しないですみそう」


由美との会話からはじまり

他のみんなは東京のあまりにも人の多さに驚いているようだった


「人が多い…」

「ここが首都よね? すごい人の数 はぁ」

「迷いそう」

「「「「うん」」」」


俺はミアさんに有名デパートの位置を確認して貰う

そしてみんなでデパートの地下駐車場に瞬間移動してからデパートの中に入る


「「「わぁ…」」」


美穂達はぽかーんとなってしまっていた

とりあえず、順に買いものを済ませていくことを提案すると

最初に酒屋のテナントに向かい

大人3人がビールとウイスキーを買っていく

どれがいいのかわからないため店員にお勧め品を聞いて

それを2箱ずつ購入するかたちをとったみたいだった

お酒が終わると次はケーキ屋さんに向かい

一通りケーキを買い漁ることにしたようだった

そこで美穂達に


「ゆきくん どれが好きなの?」

「好きなケーキある?」

「好み知りたい」


問いかけられてしまう次第

それを横で見ている由美は笑いながら「モテるんだね」といっていた

俺は美穂達に答える


「好きなのはチーズケーキ、モンブラン、チョコレート」

「「「どれどれ」」」


答えたものを3人がショーウインドウで捜していく


「チーズケーキはシンプルなんだね」

「モンブランは変わったかたちしてる」

「「うん」」

「チョコレートは…これだよね カカオが欲しいって言っていたのは」

「そうだよね」

「みつかるといいよね」


すみれさん達も4人で割り勘で

ケーキを買い漁っていたみたいだった


「それにしてもアイテムボックスあると

 色々ずるいよね」


由美がそう呟く


「あはは そうだよね」


ケーキ屋さんを後にすると

母親達は野菜と果物を買いにいくみたいで

5時半に地下駐車場に瞬間移動することを決めてバラバラ行動することになった

俺は美穂達3人とミアさんと由美で行動することにした


「ミアさん 吉○屋だよね」

「はい たのしみで」


と言うことで俺たちは吉○家に向かう

お金も当然母親から貰ってきておいてる


「並でいいかな ぼくは あと…うなぎも食べたいからうなぎも」


俺は並盛りの牛丼とうなぎを選ぶ

美穂達も同様に選択していき

ミアさんは特盛りを選んだ後

お土産として並盛りを30人分注文していた


「そんなに注文?」

「はい 宗人と正太も食べるでしょうし…お土産として」

「あ たしかに…うなぎも注文しておいた方いいよね」

「そうですね お爺様達も食べたいだろうし」


俺たちは追加でうなぎを注文していく


「あと…買いたりないものは…あ カップラーメンとかカレーだった」

「異世界だとそう言うものないの?」


由美が俺の言葉に疑問に聞いてくる


「まだないね でも、テレビやラジオはあるし

 電話や車もあるから昭和初期の日本レベルだよ」

「そうなんだぁ 中世ヨーロッパじゃない異世界なんだね

 言葉も日本語よね 美穂ちゃん達」

「うん 日本語になっていた」

「なら、わたしが行っても問題ない?」

「学校とかバイトは?」

「もちろんいくよ ゲートがあるなら行き来出来るよね」

「うん」


俺たちは吉○屋を後にして

カップラーメンなどを買いに売り場を移動する


「ゆきくん カップ麺って色々あるよね

 どれもお湯入れるだけなの?」


美穂が売り場にあるカップ麺を見ながら呟く


「焼きそばはお湯を捨てるかな あとは

 袋麺などもあるし…とりあえす

 ぼくの好きなシ○フ○ド○ー○ルを箱買いしよう」

「どれも気になるよね」

「みんなで1つずつ箱買いしていきましょ」

「そうしましょ」


こうして美穂達もそれぞれ気になる味を買っていく

塩、味噌、カレーと…

そのあとカレールーのところに行き

辛口じゃないカレーを選んで買って

5時半前に地下駐車場に戻っていくと

侍女さん達も戻ってきたようだった

お母さん達はまだ買いものしているみたいだった


「一度 おねえちゃんの家に移動してゲート設定かな

 みくちゃん 門限あるの?」

「わたくしは…大丈夫です お母様と一緒ですし 今日」

「そっか あ 明日は洋服店だよね」

「はい」

「おねえちゃんは学校でしょ?」

「そうだね 学校行ってくるね 明日 どこの洋服店行く予定?」

「し○○らにする予定だから仙台市内のどこか」

「そっか 学校終わったらそっちにご飯食べに行くから」

「うん 食費 抑えれるよね?」

「助かるかも 光熱費も抑えたいと思うけど

 そっちに住んだらダメ?」


俺は美穂を見る


「みほちゃん…」

「なによ わたしが怒ると思ってるんでしょ」

「怒らない?」

「由美さん 一人きりなんだし…ゆきくんが唯一の肉親じゃない?」

「いいの?」

「うん」

「みほちゃん ありがと」

「ありがと その代わりにこっちにいるときの口座とか

 わたしが作るから」

「由美さん ありがとう ゆきくんが多分これからもやらかすと思うけど」

「そうね わたしを助けるために問答無用だったもんね」

「あ それは あー言うゴミども嫌いだったから

 それに女の子をレイプして殺すなんて以ての外じゃない?」

「そうだよね わたし 犯されると思ったもん あの時」

「間に合ってよかったよね」

「うん こっちの世界に来て…すぐに叫び声だったから」

「そうですね」


そんな会話をしていると

母親達も戻ってきて


「ごめん 待たせちゃって」

「「ごめんなさいね」」

「「「「「「「「「「ううん」」」」」」」」」」


俺たちは一度、秋保大滝に戻り

先に未来やゆかり様、侍女さん達を向こうの世界に帰らせた


「めいちゃんたちは?」

「わたしたちはまだ平気ですので」

「じゃあ、このゲートを消してしまうね」

「「うん」」

「こんなところに異世界のゲートを放置しているのはまずいですしね」

「はい それじゃ、おねえちゃんと手をつないでいって」


残ったメンバーで手をつないでいき

確認してから由美に瞬間移動を発動して貰う


「自分の家の前に移動するイメージでいいんだよね」

「うん そう」


由美は瞬間移動を発動させて家に移動する


「わぁ テレポート出来たぁ すごい こんな感じなんだね

 今 鍵開けるから 待ってて」


玄関の鍵を開けていき家に入ると

由美は俺たちを招き入れる


「ゲート どこがいいのかな?」

「うーん 奥の部屋にお願いできる?」

「うん」


俺は奥の部屋に行きゲートを向こうの世界の部屋と繋げるように設定する


「これで…よし 帰りましょ 時間も遅いですし」

「「「「「「「はい」」」」」」」


俺たちはゲートをくぐり帰宅すると

宗人、正太が待っていて


「「おかえり」」

「「「「「「「ただいま」」」」」」」


そして二人が由美を見て


「ゆかり様から聞いている 幸正の前世での又姪の子だね」


正太が由美にそういてくると

由美が返事をする


「はい 椛沢由美と言います 16歳の高校1年生です」

「俺と美幸のことも両親代わりだと思って遠慮しなくていいから」

「あ ありがとうございます」

「お母さん お父さん ここに寝泊まりはダメ?」

「「由美さんを?」」

「はい」


二人ともお互いを見合わせて頷いた後


「「問題ない 家族だから」」

「「ありがとうございます」」

「おねえちゃん よかったね 遅刻とかしないようにね」

「あ うん そうだね 学校は遅刻とか気をつける」


話が一段落したのを見てから

芽衣とみさきが口を開いて


「わたしたちは そろそろ」

「ゆきくん 明日は洋服店ね」

「うん また明日」


芽衣達を見送ると母親が父親と宗人に話しかける

投稿予約するときに

いつもテキストファイルで書きためていて

投稿部分を読み直して誤字脱字チェックしているのだけど

今回は誤字が多かった(ーー;)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ