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異世界で夢を叶えたい~ダンジョンでみつけた魔物などで食文化、産業革命を提案する~  作者: クーニー
ダンジョン攻略 50階層から61階層まで
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120話 プリンが冷えるまでのひととき

芽衣と美穂がネットを確認しながらアイス作りに取りかかろうとすると

未来も遠心分離機のほうの作業が終わったようで

こちらにやってきた


「生クリームとバターの方は終わりました

 美幸と絵美で分離機の清掃作業をしてます」

「「おつかれさま」」


美穂と芽衣がすぐさま未来に声をかける

俺は一呼吸おいてから


「おつかれさま 今からアイス作り

 なので 侍女さん達に卵黄だけボウルに割って入れてって」

「わかりました」


未来が侍女さん達を呼び説明をすると

侍女さん達はすぐにとりかかってくれる

侍女さん達が卵黄をボウルに入れて持って来てくれると

美穂 未来 芽衣の3人および

侍女さん達もそれぞれのボウルで

砂糖を入れて混ぜていく

芽衣が混ぜながら説明をする


「しばらく混ぜていると白っぽくなるので

 白っぽくなったら混ぜるのは終了です」


それを聞いた侍女さん達は頷く

混ぜ終わったのを見てから俺は鍋を設置する

それを確認してから

芽衣達が鍋に牛乳と生クリームを入れていく

俺は芽衣に提案してみることにした


「めいちゃん 蜂蜜もそこに入れてみたら?」

「それもいいですね 蜂蜜も加えますね」


芽衣は蜂蜜もさらに加えていく


「美穂さん 未来様 弱めの中火でファイアをビットで

 鍋の下から当ててください」

「「はい」」


芽衣の指示通りに二人がビットを展開させて

それぞれの鍋に火を付けていく


芽衣はそれぞれの鍋の状態を見ながら確認していく


「ぶつぶつと沸いたら火を止めてください」


美穂と未来も鍋を見ながら魔法コントロールをしていて

沸いたのを確認すると二人とも火を止めて

ビットを元に戻す

俺は魔力泡立て器を数個作り出して

全員に手渡す


「今 沸かした牛乳を卵黄が入っているボウルに少しずつ入れながら

 泡立て器で混ぜていってください」


芽衣の指示の下で作業を進めていき

完全に混ざり終わったのを見て


「このまま 人肌ぐらい…36度ぐらいまで冷ましたあと

 冷凍庫に入れて3時間待ちます

 3時間したら外側が固まってくるので

 30分おきに混ぜながら冷やしたら完成ですので

 時間的には3時間後からは帰宅した後になると思います」


芽衣がそう言い終わると美穂が

残念そうに


「味見は家に帰ってからになるのね」

「時間かかりますし…みんなで試食は出来ないのは

 残念ですがうまく出来ることを願いましょ」

「うん みほちゃんもみくちゃんも夜に食べてみて」

「「うん」」

「めいちゃん お疲れ様 指示」

「ううん 幸正くん そろそろプリンも蒸し終えるから火を止めて」

「うん こっちも粗熱をさましてから冷蔵庫に」

「「「うん」」」


プリンが冷えるのを待つこと2時間

俺たちはのんびりとしているのだった

待ってる間

美穂が俺に話しかけてくる


「アイスクリーム 不安だったけどうまく行きそうね」

「うん 冷やして固まったら完成だし」


不安がる美穂に芽衣も声をかけてくる


「レシピ通りにやりましたし大丈夫だと思います

 蜂蜜加えただけで変わるなんてことはないと思いますし」

「芽衣さん うん そうだね」


そこに侍女さん達が俺に話しかけてきた


「幸正様 冷蔵庫は…まだ一般化されてないんですよね」

「あ うん 明智家に研究依頼して実用化して貰うようには

 頼んでますが…すぐというわけにはいかないと思います」

「そう…ですか となると

 わたしたちがレベル上げして氷魔法を使えるようになるのが

 現実的でしょうか」

「大きな箱に氷を入れて冷やせるようにして…ですね

 熱を通さない素材で箱を作るとかがよさそう」

「なるほど」

「みくちゃんの家に冷蔵庫おくことになるから

 それを使うのが1番現実的だと思います」


俺は未来の方を見る


「そうですね 大型冷蔵庫ですし」

「もう数台作ります?」


俺の言葉に侍女さん達がびっくりして声を上げる


「「「「えっ?」」」」


俺は未来に冷蔵庫を追加で数台作って渡す


「ゆきくん わたくしに持たせて

 わたくしに全部設置をさせるのですか?」

「あ…ううん 護衛の方とかに

 運んで貰って設置でいいと思うから」

「もう…侍女の方々もお礼してください」

「「「「あ ありがとうございます」」」」


未来は侍女さん達を見て


「レベル上げするならわたくしたちについてきます?

 パーティー設定にしてしまえば

 経験値も共有されますしほっといても上がります」

「「「「よろしいのですか?」」」」

「あなたたちがレベル上がれば魔力も増えますし

 冷蔵庫への魔力配給や料理の際に魔法を使ったり出来るでしょ?」

「「「「確かに」」」」

「ゆきくん いいよね?」

「うん そういえば侍女さん達 料理とかはスキルって」

「「「「もちろんあります」」」」

「それじゃ、お母さんやおばさんだけに任せなくても

 料理作れる人 ここにいるってこと?」

「「「「はい」」」」

「わたし 出来たら プリンやアイスの他にも色々作りたいかなと」


侍女さんの一人…セミロングの子がそう呟く

俺は全員を呼んで


「ねぇ 侍女さん達4人に指輪渡してしまっていい?」


俺の問いかけに反対する人もいなく

みんな頷く

俺は4人に指輪を渡す

ちなみに4人とも10代後半から20代前半の

女の子達だ


「今更なんですが…4人のお名前なんて言うんです?」


名前すら聞いてなく侍女さん達と行っていたため

今更ながらの話だが名前を聞くことにした


ここまで読んでいただいた方ありがとうございます

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