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異世界で夢を叶えたい~ダンジョンでみつけた魔物などで食文化、産業革命を提案する~  作者: クーニー
ダンジョン攻略 50階層から61階層まで
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105話 牛丼作り

美幸視点で短めです

台所にみほちゃん達とむかうと

わたしはウインドウを表示しながら牛丼の作り方をチェックする


「味付け調味料の和風だしだけないわね

 和風…日本風の出汁と言うことなら月宮風も同じよね

 干ししいたけの出汁ならあるから…それでやってみましょ」

「「「はい」」」

「じゃあ、わたしはバラ肉を細切りにするね」


みほちゃんがそう言うと

未来様が


「それでは…わたくしは玉ねぎを切っていきます」


と言い玉ねぎを切り始めて

芽衣ちゃんはというと


「干ししいたけ どこにあります?」

「今 もってくるね」

「はい わたしは鍋に水を…どうしまょ? 20人分で計算します?」

「そうね 加賀と樹と紺菱あわせて10人で

 未来様の方も10人分用意するとして

 鍋2つで作りましょ」

「はい」


芽衣ちゃんはウインドウ見ながら

分量を計算していき

それをみほちゃんと未来様にも伝えていく

わたしは干ししいたけを持って来て

芽衣ちゃんがすでに水を鍋に入れてくれていたので

干ししいたけを入れて火にかけて出汁を作る

出汁が出来たのを見て

しいたけを鍋から取り出していき

せん切りにして容器に入れる

しいたけをとり除いた出汁に

醤油 みりん 砂糖 酒を芽衣ちゃんが入れていく

わたしはフライパンで未来様が切った玉ねぎを炒めていき

準備が終わると

玉ねぎと牛肉を鍋に入れて中火で煮込んでいきながら

あく取りを4人でしながら作る


「完成かな レシピ見ると これ

 今まで月宮でなかったのは不思議だよね」


わたしがそう呟くと


「「「確かに」」」

「あ でも、牛肉自体が一般的じゃないからじゃないのかな」


芽衣ちゃんがそう言う


「言われてみれば…牛肉自体 お高いし庶民の食材じゃなかったわ

 最近 幸正が大量に肉をとってるものだから

 感覚が麻痺しているわね はぁ」

「だよね ゆきくんがいろいろ狩ってるもんね」

「わたくしたちも同様ですが…」

「わたし2週間前までは普通の女の子していたのに…」


3人とも色々と思うところがあるようだった

煮込みが終わると


「完成したけど…未来様 鍋ごとアイテムボックスに入れてください」

「はい いただきます」

「芽衣ちゃんの方は…今小さい鍋用意するわね」


わたしは小さい鍋をとりだして

3人分の牛丼の具をわけていき芽衣ちゃんに渡す


「ありがとうございます そろそろ帰りますね」

「うん お疲れ様」

「「また明日ね」」

「うん また」


芽衣ちゃんが玄関で靴を履いたあと

瞬間移動で帰宅していくと

未来様も同様に帰宅する


わたしと美穂ちゃんは

他のご飯の用意をこなしていくのだった


ここまで読んでいただいた方ありがとうございます

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