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異世界で夢を叶えたい~ダンジョンでみつけた魔物などで食文化、産業革命を提案する~  作者: クーニー
ダンジョン攻略 50階層から61階層まで
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97話 宝箱の中身

宝箱を開けてみると中には

金貨数百枚 上級ポーション数本 上級エーテル数本のほか

アクセサリ類も色々入っていた


「回復薬はいつも通り入ってるね」

「アクセサリ類は…鑑定すると

 石化防止のネックレス、耐火の腕輪、耐電の指輪…」

「どうやら…この階層に必要な装備類多数みたい」


美穂 未来 芽衣が話していた

俺は他にはないかと…箱の中を見ていく


「魔法の法衣…魔法耐性+50% 魔法攻撃力+20%

 結構よさそうなものだね」

「性能よさそうね その法衣」

「耐性はわたくしたちにはいらないだろうけど

 攻撃力の底上げは助かりそう」

「うん 一つしかないのは残念」


芽衣の残念そうに呟くのを聞いて

俺は思いついたことをやってみることにした


「この法衣を複製してしまおうかなと思う」

「「「………もう」」」


3人とも少し沈黙してから呆れながら言う

俺はお構いなしに魔法の法衣を複製していく

全部で4着になったのでそれぞれに渡していく


「ゆきくん バトルジャケットの上から羽織ると

 背中の翼は?」

「翼のところに切れ込みをいれていくといいかも

 翼を通すように法衣の方にイメージを持って行ってみて」

「「「うん」」」


3人は法衣を羽織ると翼を一度消した後

法衣の背中に翼を通すように念じていく


「あ うまくいったね」

「問題なさそうですね」

「うん」


3人とも問題なく法衣を身につけることが出来たみたいだった

法衣以外には?と…さらに箱を見て行くと


「雷槍 攻撃力180 雷属性アップ30% 追加効果 スタン

 炎刀 攻撃力180 火属性アップ30% 追加効果 火炎ダメージ

 七色弓 攻撃力100 全属性アップ30%」

「槍に刀に弓だね おねえちゃんは槍がよさそうね」

「薙刀も使えてるし槍も似たようなものですからね

 刀と弓はどうしましょうか」


美穂と未来がそう離していると芽衣は遠慮しがちに


「わたしは闇狼の双剣貰っているから…武器は

 幸正くんとみほさんで…」

「めいちゃんに弓も渡したかったんだけど…」

「ゆきくん! 芽衣さんばかりに色々あげるの?」


俺の言葉に美穂が怒ってくる


「わたしばかり貰うのは…ちょっと」

「うーん 全属性と言うことは魔法全属性覚えられると言うことにならない?」

「「「なりそう」」」

「そうすると 余計にわたしに弓を持たせても

 MPがみんなより少ないから」

「MP 一般的な冒険者に比べたら多いと思うけど

 めいちゃん困らせるのも悪いからやめとくね」

「うん そうしてほしい」

「そうすると…みほちゃんどっち使う?」

「そうね わたしは前衛じゃないし

 力とかはゆきくんのほうが高いよね?」

「うん 特化型のみほちゃん達には魔法で負けるし

 めいちゃんにも力とかで負けているけど」

「言われてみれば…そうよね」

「わたくしたちは特化してしまってて」

「幸正くんはそれに比べると全ステータス均等だもんね」

「うん みほちゃんとみくちゃんに比べれば

 前衛も出来るだろうから刀はぼくが貰うね」

「わたしは弓ね これで闇魔法も使えるようになるのかな

 おねえちゃんとわたし同じタイプだったから

 これで差別化出来そう」

「確かに わたくしとみほさんはステータス以外は同じでしたものね」


俺たちは箱の中身を確認し終わると時間を見る


「まだ3時過ぎ」

「1時間は経ってるね どうします?」

「コカトリスはいっぱいとれたし

 ミアさんどうする?」

「そうですねぇ 57階層に1度降りて帰宅はどうです?」

「はやめに帰宅ですか」

「はい 唐揚げとかいっぱい作りたいし」

「みほちゃんたちは?」

「それで問題ないかな」

「わたくしも」

「はい わたしも 火の鳥 雷鳥 コカトリスとかなりとれてるし

 気になるのは七色鶏ですよね」

「「「「確かに」」」」


俺たちは57階層に降りていき降りきってから

ミアさんが56階層で回収した鳥を数えていきながら

4人に配っていく


「七色鶏は1羽しかいないからわたしが持っておくけど

 火の鳥が40羽 雷鳥が20羽 コカトリス 200羽になってるみたい」

「うわぁ コカトリス そんなにいたの」

「あれだけの数を相手にするのは普通は無理でしょうね」

「このダンジョンを作った転生者は

 どうして急に難易度あげたのかなぁ 55階に比べて」


美穂達が数を聞いてそういう感想を呟く


ミアさんが配り終えた後帰宅するのだった

帰宅すると母親と絵美が俺たちを見て


「あ おかえり 時間的に早いけどどうしたの?」

「おかえり まだ3時過ぎだけどどうしたの?」


心配そうに声をかけてくるとミアさんが

母親達に答える


「鶏肉いっぱいとれたから帰宅したの

 唐揚げとか焼き鳥とか照り焼きとかお願い出来ます?」

「「そ、そう言うことだったのね」」


母親達がミアさんの言葉を聞いて

準備に取りかかる


「わたしたちも」

「「手伝います」」


美穂 未来 芽衣の3人も後を追って

台所に向かうのだった


ここまで読んでいただいた方ありがとうございます

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