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サニー

秋アニメの『葬送のフリーレン』を見た。

少し、違和感があった。

それは、私にはネトゲの思い出がなく、この作品には昭和の思い出が無いからだと思う。


違和感を埋めるように、フリーレンの設定を参考に物語を構築してみた。


私は、フリーレン…女神役を漫画雑誌の象徴にした。

フリーレンが少年サンデーの連載なので、私のキャラはサニーと名付けた。


魔王討伐の…平和な世界の話だそうなので、

戦後を旅するサニーの話にする。


フリーレンは、千年を生きる設定のエルフだけど、

サニーは、漫画雑誌の歴史と共に生きている。

でも、異世界のその場所には、召喚で呼ばれただけで、人々が彼女を信じなくなる…雑誌が売れなくなれば…廃刊(きえる)運命だ。

現在、紙の雑誌は苦戦を強いられていて、サニーもまた、弱まる力に、この世界に居られる時間が短くなっている事を自覚する。


私のサニーは雑誌なので、勇者は時代で変わって行く。


最近、連載(たたかい)を終えたヒーローの変わりに、彼女と旅をするのは、なろう系と呼ばれる異世界転生おっさんヒーローだ。


面倒くさがりで、口うるさい…そのくせ、働かないロクデナシのヒーローに辟易(へきえき)しながらも、人気ジャンルの彼と旅をする。


一応、パーティーを作ることにする。


が、良く分からないので、西遊記の配役で作る。

勇者…孫悟空に当たるのがなろう系主人公

呪文使い…沙悟浄に当たるのが、なろう作家を支えてくれる、今時の絵師をイメージ。

癒し系モフモフ…猪八戒に当たるのが、獣耳女子。

すると、サニーは三蔵法師になり、そこに、ゲストの少女をつけることにする。

うん。なんか、パーティーらしくなったわ(>_<)

なんか、異世界に行ける気がしてきたよ〜


フリーレンは、亡くなった勇者のゆかりの場所を巡るけれど、私の物語では、各時代の物語を愛した読者が村人役で、モニュメントを守る。


私が、フリーレンの設定に、気がいったのは、自分の終活と好きだった本の始末について、気持ちが重なったからだ。


私は漫画雑誌の歴史と共に世界が作られているので、魔王が討伐された時代は、太平洋戦争終結の1945年から物語がはじまる。


表現の自由を奪い、人々を戦いに送り出した魔王は消えた。

けれど、世界の殆どは丸焼けになり、親を亡くした子供が焼け跡を、なすすべもなく立ち尽くすところから始まる。


そこに、戦いを終えた金髪碧眼のイケメン勇者が、自由と…チョコレートを手にやって来るのだ。


彼は、魔王によって封印された、夢を解放し、そして、夢を見ることが出来なくなった子供達の為に、サニーを召喚する。

昭和30年代、終戦から息をついた日本の子供達の為に、漫画雑誌が次々と創刊されるのだ。


サニーは、夢を忘れた子供達に…希望、勇気、友情、未来の輝く光を世界中に広げる旅をする。

そう、メタメタに壊れた世界で、魔王の残党を成敗するために。


漫画雑誌、60年代は、手塚先生や、藤子不二雄先生の時代。

苦労と逆境の中、戦うヒーローである。

サニーは、『ローマの休日』のヘップバーンのようなAラインの膝下スカートにショートカット姿で旅をする。


70年代は、ショーとパンツやミニスカート。

衣装もTPOに応じてたまに代わり、

ヒーローも腕っぷしの強そうなスペースマン風味や超能力者。



そうして、今回の旅は、彼らのモニュメントの行方と、自分が消えたときの為に世界が変わらないように魔法をかけるのが目的だ。

長い平和な世界の中で、若者の勇者への気持ちは消えて行く。


年老いた村人が守るモニュメントは、世界の鎮守の証し。

でも、もう…この姿でおいてはおけないのだ。


単行本は電子書籍に…


モニュメントは、光の精霊に姿をかえる…




はぁ…書いて、少し、落ち着いた。

たまには、ここでボヤこう。

この設定…パクリになるんかな?

オマージュで行けるんかな(-"-;)


まあ、適当に流しながら、小学舘の公募が来るのを待とうかな。


公募なら、問い合わせも楽だし。


たまに、イメージした詩を書きながら、ずん子ちゃん達と遊ぼう


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