255.
【☆★おしらせ★☆】
あとがきに、
とても大切なお知らせが書いてあります。
最後まで読んでくださると嬉しいです。
やれやれ。危うくまた新種の『駄目神』を爆誕させて、俺のスローライフがさらに遠のく事態になるところだった。
俺が心底ホッとして胸を撫で下ろしていると、視界の端から強烈な気配を感じた。
「じ〜っ…………」
床に寝転がっていたはずの天使トゥアハーデが、いつの間にか起き上がり、俺の顔を穴が開くほどの勢いで見つめていた。
「……なんだよ」
「神になりたいです……」
「はぁん? なんでだよ」
俺が顔をしかめると、彼女はもじもじと指先を合わせながら口を開いた。
「天の者は、皆上を目指す生き物なのです。天使たるもの、神になりたいと願うのは当然のことではありませんか」
「どうして?」
「そういうものだからです!」
はぁ……。まあ、一生下っ端のままで終わるのは嫌だ、という気持ちは分からなくもない。
俺自身も、かつてはブラック企業で上層部の連中から理不尽にこき使われまくっていた悲しき社畜だったのだ。下積みの苦労や、上に上がりたいという執念には少しだけ共感できる。
「お願いです、主神様ぁっ!」
トゥアハーデは俺の足元にすがりつき、きゅるんっ、と効果音が鳴りそうなほどの涙目で上目遣いをしてきた。
「私を神にしてくれるなら、なんでもしますからっ!」
「なんにもせんでいい……」
「なんなら、私の処女もあげちゃうのでっ!」
「いらねえよ!」
俺が即座に突っ込むと、トゥアハーデは不思議そうに小首を傾げた。
「おかしいですね……。主神様は『処女食い』だとお聞きしていたのですが」
「誰にだよ!」
俺がリビングを見渡すと、ソファの上でなぎが「てへっす☆」と可愛らしくウインクを決めていた。
てめえか、なぎ……! あることないこと(というか無いこと)を純粋な天使に吹き込みやがって!
「おねがいおねがいおねがいっ! ぎゃーっ! 神になりたいなりたいなりたいなりたいっ!!」
俺がなぎを睨みつけている間にも、トゥアハーデは駄々をこねる子供のように床を転げ回り、鼓膜が破れそうな声で叫び始めた。
めんどくさいし、何よりうるさい。
さらに悪いことに、周囲の空間から再び無数の精霊たちがワラワラと湧き出してきた。
『神にしますか?』『進化させますか?』『神にしますか?』
まるで消しても消しても湧いてくるスパム広告のように、精霊たちが俺の脳内に直接確認メッセージを連呼してくる。
「ああもう、うるせえええっ! わかったよ! すりゃあいいんだろ、すりゃあ!」
天使の盛大な癇癪と、精霊たちの無限ポップアップに根負けした俺は、ついにヤケクソ気味に叫ぶのだった。
【おしらせ】
※3/1(日)
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