242.強襲
【☆★おしらせ★☆】
あとがきに、
とても大切なお知らせが書いてあります。
最後まで読んでくださると嬉しいです。
天使ちゃんの上司、モリガンとやらが現れた。どうやら神様らしい。
「あばばば……モリガン様……」
「……なんですかその下品なしゃべり方は」
ぎろり、とモリガンがトゥアハーデちゃんをにらみつける。……なんで俺の後ろに隠れるんスカね……。
「おまえ、何をやってるのですか。そこの悪神を討伐せよとの命を受けながら……仲良くするとは一体どういうことです」
そういや、トゥアハーデちゃんそういうお題目で、下界にやってきたんだっけか……。
「あ、いや……そのぉ……」
「よもや命令を忘れたわけではありませんね?」
「む、無論です……! こいつを殺すつもりでやってきました!」
「なのに、何をそんなに仲よさそうにしてるのですか……」
「そ、それはぁ~……」
トゥアハーデちゃんは、言いよどんでいた。状況的に言えば、この子は命令違反して、それを上司に怒られてるってわけだ。
で、この子に俺を殺すつもりはもう……ない。らしい。
俺でさえわかるのだから、モリガンとやらも、この子の殺意のなさに気がついてることだろう。
「……命令です。今すぐそこの男を殺しなさい。そんなにくっついてるのですから、殺すのは容易いでしょう?」
たしかに背後にべったりくっつかれてる。後ろからぐさーってやれば、まあ、一発で殺せるだろう。
でも……俺は別に焦る気はなかった。この子がそんな卑怯なことをするとは思えなかったからだ。
「……いや、です」
「ア゛?」
「ひぃ! 嫌です……だって、こいつ、言っちゃアレですが、アホです!」
……いきなり何を言ってるんだ……。
「アホで、でも……善良な方です。悪神とはおもえない……です……。弱ってるあたしに、美味しい物食わせてくれたし……」
トゥアハーデちゃん的には、俺に対して恩義を感じてるようだ。
俺を殺したくないと、思ってるらしい。
「そうですか。なら……死ね」
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