241.今度は神
【☆★おしらせ★☆】
あとがきに、
とても大切なお知らせが書いてあります。
最後まで読んでくださると嬉しいです。
そんな風に、トゥアハーデちゃんは堕落していったのだ。
「ぽてーいと! コーラ! サイコー!」
ある昼下がり。
リビングで寝転びながら、ポテチとコーラを決めるトゥアハーデちゃん。
「ぷっはぁあああああああ! 至福! 最の高……! この世の天国!」
天使が「この世の天国」とか言っちゃダメだろ……。
「争わず勝つとはやるなぁ、主よ」
ひさびさに人間姿になったフェンリルのフェリさんが、ごろ寝しながら言う。
「おまえ、その姿になるの、ひさしぶりだな」
「人が多いとフェンリル姿では手狭だからな」
なぎ、俺、フェリ、そしてトゥアハーデちゃん。なるほど、確かにこの部屋はぎゅうぎゅうだ。
「しっかしいいんすか?」
なぎがトゥアハーデちゃんに尋ねる。
「毎日だらだらしてますけど、そろそろ神様に怒られるんじゃないです?」
「はっはー! 大丈夫大丈夫……」
と、そのときだった。
「ん?」
首筋にピリッと電流が走り、背筋に悪寒が奔る。
まずい……! そう直感した俺は即座に結界魔法を張った。
「主よどうした……って、な!? なんだこの力は!?」
フェリも気づいた。頭上から、凄まじい力の波動が迫ってくる。
直前まで完全に気配を消していた……。なんともやばい奴が、近くにいる。
ずどぉおおおおおおおおおおん!
爆音と衝撃。しかし結界が間に合い、防ぎ切れた。
「不意打ちだったらやばかったな……」
「いや、十分に不意打ちだったぞ……!」
フェリが外に飛び出し、フェンリル姿に変わる。
頭上を見上げると――。
白い翼を生やした女が浮かんでいた。眼鏡をかけている。
「……見つけましたよ、トゥアハーデ」
「あ、あば、あばばばば……!」
トゥアハーデちゃんはその場に尻餅をつき、震えながら動けなくなっていた。
「だれ、あんた?」
「わたくしは下級神モリガン。そこの天使の上司です」
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