234.
【☆★おしらせ★☆】
あとがきに、
とても大切なお知らせが書いてあります。
最後まで読んでくださると嬉しいです。
呪いの装備――妖刀、ゲットだぜ。
「……いらねーけどな」
縁側で寝そべりながら、俺はぼやく。
すぐ横には、やたらと禍々しい妖刀が、ドンと鎮座していた。
『なんと……力を欲さぬのか?』
「欲しくねぇよ」
『なぜだ?』
「これ以上のパワー、俺には持て余すだけだからな。
ていうか、この世界に俺より強い奴なんていねぇし」
つまり――強くなる必要が、まるでない。
『おお、なんという傲慢な発言……』
「傲慢じゃなくて事実だっての」
……と、そこに。
「なんたる傲慢……!」
「あー……天使ちゃん、まだ居たんだっけ……」
声の主は、俺を“粛正”するために天界からやってきたという、天使・トゥアハーデちゃん。
「さすがは邪悪なる神よ! 発言がいちいち傲慢だな!」
「……あー、その、あれだ。天使ちゃん?」
「気安くあだ名で呼ぶなッ!」
「とりあえず、だるだるTシャツやめたら? 威厳がゼロなんだが」
そう――かつては神々しい天使装束(白くてヒラヒラした格好いいやつ)を着ていた彼女。
だが、今。
だるだるのTシャツ一枚である。
「こ、これはその……仕方ないのだ! 普段着は洗濯中だから!」
洗濯……天使もするんだ……。
「それにっ! これは通気性がよく、着心地もよく……っ」
「うんうん、わかる。ユニ●ロのTシャツ、いいよな」
夏用は特に涼しいし、汗もすぐ乾くし。
俺もけっこう愛用してる。
たしかに、あの天使衣装。見た目は神々しいけど、ごわごわしてて着心地悪そうだったもんな。
……堕落していってるなぁ、天使ちゃん。
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