231.
【☆★おしらせ★☆】
あとがきに、
とても大切なお知らせが書いてあります。
最後まで読んでくださると嬉しいです。
ばーさんの倉で、しゃべる妖刀を発見した。
が、まあ必要なかったので、置いてくることにした。
「ただいまー」
家に帰ると、同居人のなぎ、そして天界からの刺客であるはずの、トゥアハーデちゃんが居間でゴロゴロしていた。
「あ、界人さんおかえりっす!」
「おかえりなさぁい~」
……なぎはわかるが、トゥアハーデちゃんも普通にゴロゴロしてるのなんなの……?
君、俺の敵って話じゃあなかったんかい……?
まあ別にいいけどさ。争い事がないほうがいいに決まってる。
「フェルは?」
同居フェンリルのフェルの姿が見えない。
「風呂から上がったぞ」
「うぉ、フェル」
人間バージョンのフェルが登場した。ひさしぶりだな。こいついつもフェンリルの姿してるから。
人間の姿はとても珍しいのである。
「こっちのほうが、風呂入ったあと、毛を乾かすの楽なのだよ」
なるほど……。フェンリル姿だと、毛がたくさんあって乾かすの面倒そうだしな。
ぼんっ、とフェンリル姿に戻る、フェル。
『ふぅ~……こっちのほうが楽……』
フェルが寝そべり、俺の腰を見て言う。
『ん? 主よ。妙なものぶら下げてるな』
「妙なもの……って、えええ!?」
置いてきたはずの妖刀が、俺の腰にささってるではないか。
【★☆読者の皆様へ 大切なお知らせです☆★】
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タイトルは、
『スパダリ【鬼人令嬢】は、半妖の王子を溺愛する~「オーガみたいで気色悪い」と婚約破棄された私、極東の王子の元に嫁いで幸せになる。実は鬼神のごとき強さで国を守っていたと、後から気づいても遅いです』
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