227.無自覚神
【☆★おしらせ★☆】
あとがきに、
とても大切なお知らせが書いてあります。
最後まで読んでくださると嬉しいです。
ばーさんとこでまったりゲームする。
「ばーさん暇じゃあないの? こんなとこで一人閉じこもってさ」
ばーさんは世界魔女といって、この場所から動けない制約のもと、現実と異世界との治安維持に尽力してる。
俺が思うより、現実から異世界へ、異世界から現実へと、行き来する魂は多いらしい。
悪い魂が世界をまたがないようにするのが、主な仕事なんだと。
「そうさのぅ。前は仕事が忙しかったが、最近は仕事量が減ったからの、ひまっちゃひまじゃのう」
「仕事量が減った?」
「うむ。現実で悪さする、逆異世界転生者たちの取り締まりじゃ」
あー……そういや、ばーさん公安にも協力してるんだっけ。
逆異世界転生者、練能力者たちは、結構いるらしい。
そいつらは、大抵の連中は前世の記憶が無いので、無害だ。
しかしたまに記憶消去が不十分なやつがおり、そいつらが悪さしないよう、公安と協力して取り締まっていたとのこと。
でも、その業務が減ったってどういうことだろうか。
「長野神をみな、恐れておるみたいだからな、殺し屋連中は」
「あー……なるほど」
前になんか言っていたな。公安の贄川ってやつが。
俺の存在が、殺し屋たちの活動を自粛させてるって。
「皆、界人……長野神に罰せられるのを恐れておるのじゃ。殺し屋を引退したものは数多いと聞く」
「ふぅん……」
知らず俺は世界平和に貢献していたようだった。
まあ、だからなんだって話だが。
すげえうれしい! とかならないのは、現実感が薄いからだろうなぁ。
世界がどれだけ平和になりましたよ、なんて、ぱっと見でわからないしな。指標となる数値がばーん! って呈示されるわけでもあるまいし。
「界人のおかげでわしは今ひまじゃ。いいことじゃ、世界魔女が平和な世界が、一番じゃ」
【☆★おしらせ★☆】
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