221.雑魚天使
【☆★おしらせ★☆】
あとがきに、
とても大切なお知らせが書いてあります。
最後まで読んでくださると嬉しいです。
トゥアハーデちゃんが布団の中から出れないでいる。
別に俺は何もしてない。単にこの子が、あったかい布団から出たくないだけだ。
「おのれ、邪神め! 卑劣な手を使いよって!」
「はいはい」
なんか、最初この子に対して警戒してたけど(多少)、もう全然怖くもなんともねーや。
「気が済むまでゴロゴロしてなよ。気が済んだら帰りな」
「帰るわけにはいかない。私の使命は、おまえを殺すことだ、邪神!」
邪神ねえ……。
俺をあの巨大な暗黒の龍と同列にされてもこまる。
『まあ、長野県ならず、全国に信者を広げている、ヤバい神という意味なら、おぬしは邪神かもな』
……確かに。
でもあれは、県が勝手にやってることであって、俺は別に。
俺は田舎で静かに暮らせればそれでいいのさ。
ぐぅう~~~~~~~~~。
……と、デカい腹の音が、トゥアハーデちゃんから聞こえてきた。
「…………!」
顔を真っ赤にした後に、トゥアハーデちゃんが叫ぶ。
「お、おのれえええええ! 邪神めええええええ! 私に呪いをかけたのだなぁあああ!?」
「いや呪いって。あんたが単に腹を空かせてるだけでしょう?」
「違う! 私は別に……」
ぐぅううううう。
「おのれええええええええ! 邪神めえええええええええ!」
め、めんどくせえ……。
「飯食ったら帰ってくれる?」
「ふん! 考えてやってもいいな。美味いものを用意できれば、のはなしだがなっ!」
何で客のあんたがえらそうなんですかね……?
まあいいや。さっさと飯つくって、さっさと帰ってもらおう。
【★☆読者の皆様へ 大切なお知らせです☆★】
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