220.堕天使
【☆★おしらせ★☆】
あとがきに、
とても大切なお知らせが書いてあります。
最後まで読んでくださると嬉しいです。
俺んちに天使トゥアハーデちゃんがやってきた。
なんだか俺を殺すみたいな流れだったのだが、俺んちのイモをたらふく食ったら、眠ってしまったのであった。
「はっ! こ、ここは……?」
「よ、起きたかい? ずいぶんぐっすりと寝ていたな」
現実にある、ばーさんち。その客間にて。
布団が敷かれ、その上に、トゥアハーデちゃんが横たわってる。
彼女の体には羽毛布団がかけられていた。
俺が買ったやつだ。
「なぜ……家に招いた?」
「いや外に転がしておくわけにはいかないだろう?」
人としてさ。
まあ神ですが俺……。
「……ふんっ。これくらいで、ほだされるとでもおもうなよっ!」
別に思ってはいない。単に、可哀想だなって思ってやっただけだ。
トゥアハーデちゃんが立ち上がろうとするも……。
「ぐあああああああああ!」
「どうした?」
「布団から……出れないぃいいいいい!」
……はい?
「くそっ! なんだこの布団! とても温かくて、外に出れないぞっ!」
「はあ……」
「軽くて、しかしあったかい! こんな布団は初めてだっ!」
「そうかい」
羽毛布団を知らずに今まで生きてきたのか。視野が狭いというか……。
「くそぉおお! おまえの仕業だな長野神ぃいいい!」
「いや……」
「お布団の呪いのせいで、私は外に出たくても出れない! くそっ! 呪いが解けるまで、しばらくはこのままかっ!」
「はあ……」
え、何この茶番……?
別に俺呪いなんてかけてないし。単にこの子が、布団から出たくないだけなんじゃ……。
『くくく、やるな、我が主よ。天使を落としてしまったようだなぁ』
フェルさんがそんな風に愉快そうに笑うのだった。人ごとだと思ってよ……。ったく。
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