216.芋パ
【☆★おしらせ★☆】
あとがきに、
とても大切なお知らせが書いてあります。
最後まで読んでくださると嬉しいです。
俺のもとにやってきた天使ちゃん。
どうやらご立腹だった。
が、俺に何か言う前に、腹の虫が鳴る。どうやら腹を空かせているようだ。
なんか見てて可哀想だった。だって上(神)からの指示で意気揚々とで攻めてきたのに、出鼻をくじかれ(俺の結界で)……。
そしてこんな寒空の元気を失い、しかも腹を空かせている……。
うん、可哀想。ていうか、俺のせいで苦労してるっぽいし。
だからまあ、お詫び的な意味合いで、芋を分けてあげることにしたのだ。
「ふん! 悪神の施しなど、誰が受け取るものですかっ!」
あくしん……?
「まあまあ。毒は入ってないよ」
多分。なんか神芋って変な名前してたけども。
毒ではない。
「悪神の言うことなど誰が信じる……」
ぐぅううう! ぎゅるるるうぅうう!
「お、おかしい……どうなっているのですか。天使が、腹を空かせるなんて……!」
どうなってって言われても……。
「人間だれでも腹が減るもんじゃないの?」
「天上の者は空腹を感じないのだ!」
「はあ……そうなんだ……」
まあ確かに、アニメとかラノベで、神様が腹減ったーとか言ってるのみたことない……ない?
いや、結構あるような、ないような……。
まあでも、飯を食うと、一気に凄いやつ感薄れるしなぁ。
「ま、なんだ。腹減ってんなら食えよ」
「だから食わないと言ってるじゃないですかっ」
ぐぅううううううううううう!
「ああ黙りなさい! この腹め!」
「まあまあ。ほら、あーん」
俺は焼いた芋を串でさし、天使ちゃんに向ける。
「やめなさい! や、やめろおぉお! ああああああああああああ!」
ぱくっ。
「……………………」
ぶるぶる、と天使ちゃんが体を震わせてる。
あれ、まずかったか……?
「も、」
「も?」
「も、もう一口……」
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