203.またもやらかす
【☆★おしらせ★☆】
あとがきに、
とても大切なお知らせが書いてあります。
最後まで読んでくださると嬉しいです。
闇の大精霊の茶番に付き合った俺。
「なんか、悪かったね。命削らせちゃってな」
闇の大精霊の放った、108式波動球は、己の命を削る大技だったそうだ。
そんなのをこんなお遊びに使わせて申し訳ない気持ちがたっぷりである。
『気にすんな』
「ちなみにどんくらい寿命削れたの?」
『1分くらい』
短っ!
い、いやいや……もしかしたら精霊の寿命は、人間が思うよりも短いなのかもしれん。
「……ち、ちなみに精霊の寿命は?」
『5千年くらい』
「そ、そっか……」
5000年の寿命のうち、1分削れたくらいで騒いでたのかこいつぅ……。
まあ、でも、まあ……気持ちはわかる。
1分だろうが、自分の命が削れてしまうって、怖いもんな。
「すまんね。寿命って、戻せないの?」
『無理に決まってるだろ? 神気を補充すれば戻るだろうけど』
神気。
神の魔力だっけか。なんだ。
「そんなもんで寿命戻るのか」
『そんなもんって……地上で神気持ちなんてほぼいないぞ?』
「いるが?」
『え?』
俺は闇の大精霊の頭に手をおいて、魔力を流す。
かっ……!
「え?」
「力が……みなぎるぞおぉおおおおおおおおおお!」
「えええええええええええええええええええええええええ!?」
そこにいたのは、紫紺の髪を持つ……美少女だった!
「だれ!?」
「オレオレ、オレだよオレ」
「だれなの!?」
「闇の大精霊さまだよっ!」
まじか!
てか、え!?
「お、おま……女だったのか!?」
「? 見りゃわかるんだろ?」
わかんねえよ!
一人称オレだったし!
てか……なんで人間の姿に!?
教えてフェルえもん!
『くく……神気を吸収しすぎたことで、存在が進化したのだろうな』
はいでた、存在進化。
魔物が魔力をたくさん摂取することで、ワンランク存在がアップするってやつな。
「すさまじい神気……。まさか! おまえが神か!」
まあ、そうです。私が神ですよっと……。
また、神がやらかしちまったよぉう。
【★大切なお知らせ】
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