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189.ラビリン

【☆★おしらせ★☆】


あとがきに、

とても大切なお知らせが書いてあります。


最後まで読んでくださると嬉しいです。



 森の中で女の子と出会い、そして窮地から救った。


「ありがとうなのです……らびは、【ラビリン】と申しますです」


 俺が助けた女の子は、ラビリンと名乗った。

 幼い見た目で可愛い……が。

 

 そんなことはどうでもいい。

 問題は……。


「ラビリンちゃん。俺を見ても、なんとも思わないの……?」


 そこだ。

 俺は今、邪龍の力をこの体に宿してる。 どんな女も、俺に近づくだけで発情してしまう……というどこのエロ小説の設定だ状態になっているのだ。


 しかし、ラビリンちゃんは俺の側にいても、そういったそぶりを一切見せない。

「だ、大丈夫なのです。らびは……森呪術師ドルイドなのです」

「おお! 森呪術師ドルイド! ラビリンちゃん森呪術師ドルイドなのか!」


 おっしゃあ!

 俺の探し求めていた人、見付かったぜぇ!


森呪術師ドルイドは先祖より強力な呪いを受けてるゆえ、呪いに対する耐性を有してるのだ。それゆえ、主の邪龍の呪いがきかないのだろう』


「わわわ! で、伝説の神獣、フェンリルなのですっ! 本物みたのはじめて! すごぉい……!」


 ラビリンちゃんがフェルを見て驚いていた。

 こいつって、そういや凄い存在だったな。普段の言動がアレだから、忘れてしまうけど。


 ま、それはおいといて……。


「良かった、ラビリンちゃん。君にお願いしたいことがあるんだ」


 さっき助けたんだ、お願いを断らないよね……?


「ら、らびにできることであればっ!」


 よし!

 いけそうだ。


「じゃあ、ラビリンちゃん。俺のこの、邪龍の呪いを解いてほしいんだ!」


 すると……。


「ら、らびには無理です……」


 ……む、無理ぃ?

 どどど、どういうことだ!?


 森呪術師ドルイドなら、呪いが解けるんじゃないのかよぉ!

【★大切なお知らせ】


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