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183.よわよわイージスさん

【☆★おしらせ★☆】


あとがきに、

とても大切なお知らせが書いてあります。


最後まで読んでくださると嬉しいです。



 俺の股間の邪竜が制御不能なので、どうにかするべく、異世界にいる森呪術師ドルイドってやつのもとを、尋ねることにした。


 いつも通り、世界扉ワールドドアをくぐって、俺は異世界へとやってきた。

 ばーあんに挨拶は……やめとこ。


 ばーさん発情させるなんてことになったら、さすがにな。


「「あ」」


 ちょうど、イージスがそこにいた。

 メイド服姿のエルフが、俺のことを、蟲を見る目でみてくる。


「また来たのですか……?」

「ひどくね……?」


 いちおう俺はこいつの主人ってことになってるんだがそれは……。


「ん? 妙な魔力を感じますね?」


 イージスがこちらに近づいてくる。

 あ、やべ。


 また邪竜パワーで女を発情させちまう!

 あ、いやだいじょうぶか。股間を隠してるし……。


 ぺたん、とイージスがその場にへたり込んでしまう。

 え? なんだ……と思ってる間に、イージスがその……なんというか、鯨みたいなことしてた。


 ええええ!?


「な、なにやってんだよおまえ!?」

「わ、わかりまへん……」


 まへんって……。


「ああ! もうだめ! めちゃくちゃにしてぇえ!」

「ちょ、おま……えええ!?」


 イージスが顔を真っ赤にして俺を押し倒してきた!


「ふぇるさーん! ヘルプ~~~~~~~~~~~~~~~~!」


 ひょい、とフェルがイージスの首根っこを掴んで、放り投げる。


「たすかったぜ……。でも、どうなってんだ……? 邪竜をみせたわけじゃないのに」

『個体差があるんだろうな。イージスは特に魅了に対する耐性がないから、あんなふうに、ズボン越しでも発情してしまうのだろう』


 ええー……やだもぉお。

 これ、イージスみたいなやつが他にもいたら、大変じゃんか。


「すぐに治してもらわないと……」

『エロ漫画みたいな状況、楽しめば良いのにな』


「おまえ、わからせるぞ?」

『きゃううん……』


 フェルが怯えていた。

 いつもふてぶてしいこいつなのにな。


 エロ関係は弱いんだろうか……?


【★☆読者の皆様へ 大切なお知らせです☆★】


先日の短編が好評のため、連載版はじめました!

タイトル変わりまして、


『有能な妹がS級パーティを追放されたので、最強盗賊の俺も一緒に抜けることにした~今更土下座されても戻る気はない、兄妹で世界最強を目指すんで~』


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