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【Web版】異世界行ったら長野の神になりました  作者: 茨木野
第3章

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174/243

174.ひさしぶりばーさん

【★お知らせ】

書籍化決定しました!

それにともないタイトルが変更になります。


変更前)異世界を行き来できる俺、現実でも無双できるけど田舎でスローライフする~冤罪で会社をクビになったが、田舎の祖母の家で異世界への扉を発見。異世界で無双し現実で働かず趣味に興じる~


変更後)異世界行ったら長野の神になりました

購入はこちらから!

https://twitter.com/ibarakinokino/status/1740319841872122052

挿絵(By みてみん)


 現実が嫌になってきた?

 そうだ! 異世界に行こう!


 ってことで、世界扉ワールドドアを使って異世界へと転移。

 気づけばばーさんの館へとやってきた俺、とフェンリルのフェル。


「ばーさんにあいさつでもしとくかな」


 この館に封印されてる、ばーさんの下へと向かう。

 世界魔女ラブ・マリィ。それが俺のばーさんの名前だ。


 なんでも、ものすっごい魔女であるらしい。

 俺はばーさんが封印されてる、地下へと向かう。


「おーっす。ばーさん。遊びにきたぞ」

「おお! 我が孫! おかえりじゃ!」


 ロリ姿のばーさんが俺を見て、にぱっと笑う。

 現代的アイテムがあちこちに置いてある(魔法で再現してるんだと)。


 ばーさんはメイドのイージスとともに、64やっていた。ふ、古い……。


 ばーさんはコントローラーを投げ出すと、俺に飛びついてくる。


「久しいのぅ~界人かいとぉ~」

「最近顔ださなくてすまん」

「ええんじゃええんじゃ。便りが無いのは元気な証拠というしの♡」


 元気かっていうと、別に元気ではないが……。

 まあばーさんを心配させたくないから、だまっとこ。


「お土産持ってきたぜ。芋ようかん」

「おお! 芋ようかん! うまそうじゃ! 一緒に食べよっ♡」


 俺、フェル、イージス、そしてばーさんの四人はこたつを囲って、芋ようかんを食べる。


界人かいと。向こうではなにやら、色々やりたい放題やっとるみたいじゃな」

「ごほっ……!」


 何故それを……。


「世界魔女をなめるでないわ。かかか!」


 この人、封印されてても、魔法の力で外の様子がわかるんだっけか。


「ナガノカミは俺のせいじゃあないっすよ」


 周りが勝手に俺を神輿に担いでるだけだ。

 フェルは『まあでも、もう少し慎重な行動を心がけた方がよいのでは?』とニヤニヤしながら正論をおっしゃる。


 いやまあそうだけどさ……。


「強い力を持つが故の業じゃな」

「業ねえ……」


「わしもこうして封印されてるじゃろ?」

「まあ……そっか」


 強い力をみんな、利用したいって考えてる。

 だからばーさんはどこにも自分の力が渡らぬよう、こうして封印されてるわけだ。


「俺も封印された方が良い?」

「今はまだよいじゃろうて」

「そう?」

「うむ。現実では、ぬしの力を悪用しようってやつらは、全員返り討ちにしてるみたいだし。こっちではまだ影響力は、魔女神ラブマリィより低いからな」


 え?

 全員返り討ち……?


「誰がそんなことしてるの?」

『「…………」』

「無言やめて!」


 え、もしかして俺ぇ!?

 また俺知らないところで、何かやっちゃってたの!?


『我が主は面白いやつよの。かかか!』

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★茨木野の新連載です★



↓タイトル押すと読めます↓



『【連載版】追放聖女はキャンピングカーで気ままに異世界を旅する』

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