165.止められぬ神の暴走
【☆★おしらせ★☆】
あとがきに、
とても大切なお知らせが書いてあります。
最後まで読んでくださると嬉しいです。
カイトが長野県の県名変更に、驚かされてる一方……。
もっと驚いてるものたちがいた。
公安の刑事、贄川 無一郎である。
「なにっっっっっやってんのあの人ぉおおおおおおおおおおおおお!?」
無一郎は頭を抱えて叫ぶ。
警視庁、公安の事務所にて。
カイトの担当をしてる無一郎は、頭を抱えるほかなかった。
「どうなってんだい見晴者!?」
「しょうがないだろ……変身者」
無一郎の同僚、見晴者。
ジャージを着た女もまた、疲れ切ったようにため息をつく。
「あたしだって止めようと、色々がんばったよ。でも、長野県の県知事、安倍 守氏は、もう信者だったのさ」
「信者って……」
「長野神のね」
カイトのことだ。
「彼はもう、そうとう力をつけてるのだろうね。長野県のあちこちで奇跡が発生してる」
「奇跡て……」
「もはや、ナガノカミを神としてあがめる宗教が、この日本に広まりつつあるってことだよ」
曰く、長野県に来れば病気が治る。
曰く、長野県に来れば憑きものがおちる。
曰く、曰く……。
「全部眉唾だろ、それ」
「それがなぁ、嘘じゃあないのよ」
「まじかい……」
カイトは知らないが、無自覚に神気、という神のもつ気を放っているのだ。
それが県内に広がり、あちこちで奇跡を起こす。
「神は信者が増えれば増えるほど、力をつけると文献にある。県清美の力でナガノカミを喧伝すればするほど、信者が増え、神はどんどん力をつけていった。で、今に至るってことだろうね」
カイト、またしても無自覚に信者を増やし、力をつけてるの図であった。
【★☆★読者の皆様へ 大切なお知らせです★☆★】
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