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154.ハイエルフ


 七獄セブンス・フォールをクリアした……と思ったら、知らない場所に居た。


「こ、ここは……まさか……」


 イージスは呆然とつぶやく。

 何か信じられないものを見たようだ。


 そんなおかしなものがあるだろうか……?

 随分と森の深い場所のようだ。


 周囲には緑があふれている。

 ただし、どれも巨大な樹木だ。


 超がつくほどの巨大樹が佇立してる。

 そんな木の上には小屋が建てられており、そこには人が住んでいるようである。


「貴様! 貴様に言ってるのだ、人間!」


 近づいてきたのは……エルフか。

 いや、エルフにしては随分と耳が長い。

 イージスを含めて、普通のエルフはびんと伸びた耳をしてる。

 だが目の前のエルフの耳はとてもながく、垂れ下がっている。


 まるで……そう、あれだ。

 ウサギにいるじゃん、あれ。


 ロップイヤーっつーの?

 とにかく耳が長く、そして耳には豪華な宝石やら金のわっかやらがいっぱいついてる。


 エルフじゃないのか……?


『ハイエルフだな』


 フェリがそう言った。

 ハイエルフ……?


『エルフの上位種といったところだ。絶滅したと聞いたが、生きていたのか』


 ふーん……ハイエルフねえ。

 周りを見ると、同じような長い耳のエルフ達がいた。


 じゃあここはハイエルフの里ってことだろうか。

 でも……ううん、みんな俺に険しい目を向けてきた。


「あー……聞いてくれ。俺は別に敵じゃあない」


 だが険しい目つきは変わらない。

 むしろ警戒心が高まった気がする。


 はてさて、どうするかな。

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