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【Web版】異世界行ったら長野の神になりました  作者: 茨木野
第3章

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150/243

150.神の光(無自覚)

 界人たちはダンジョン七獄を攻略中。

 そのボスの部屋にたどりついた一行を待ち受けていたのは、闇の世界。


 魔王アギレアは恐怖に慄いていた。

 周囲一面の闇。


 右を見ても左を見ても何もない。

 音も聞こえず、自分の呼吸音すら聞こえなくなっていた。


 次第に、自分が生きてるのかどうかもわからなくなっていた。

 立ってるのか座ってるのかもわからなくなっていた。


 自分が、生きてるのか死んでるのかすら、判然としない。

 底なしの闇の中へと、落ちていく。


 叫び声も上げられず、このまま死んだとしてもわからないだろう。

 ……だが、そのときだ。


 闇の世界でただ一つ、光り輝くものがあった。

 それはまるで灯台の光だった。


 彼女にいまこの場所を、定義づけてくれる。

 自分がまだ生きてるのだと教えてくれる。


「かはっ! はぁ、はぁ、はぁ……わ、わたしは、い、生きてる? 生きてる、よね?」

「? どうした急に?」


 光を放っているのが誰か、気づく。

 そこにいるのは……


「か、神……」


 闇の中で背中に光の輪を携えたそれは、本気で神に見えた。

 しかしその光を放ってるのは、神ではなく、界人。


「お前さっきから何やってるの? 急にはあはあ言い出したと思ったら、その場でへたり込んで」

「き、貴様この闇を感じなかったのか?」

「え、全然。みんなむしろ何やってんのかなって。急に倒れるし」


 どうやらこの男、この部屋に入ってからの一部始終を、視認できていたようだ。

 この闇の中、ただひとり……

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『【連載版】追放聖女はキャンピングカーで気ままに異世界を旅する』

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