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【Web版】異世界行ったら長野の神になりました  作者: 茨木野
第3章

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141/243

141.なんなのだ?(困惑)



《イージスSide》


 界人かいとの奴隷、エルフのイージスは困惑していた。

 明らかに、主人である界人かいとが異常だからだ。


 先ほど、彼が牛と称して倒したモンスターは……。

 ミノタウロス。


 Sランクの、恐ろしいモンスターだ。

 Sとはつまり最高位のこと。


 ベテラン冒険者がパーティで挑んでも、倒されるほどの強さを持つ。

 英雄と呼ばれる傑物で、ようやく倒せるレベルのモンスター。


 それが、Sランク。

 戦闘訓練を積んでいない人間が勝てる相手ではないのだ。


 ……だというのに。

 ミノタウロスは界人かいとにぶつかっただけで消し飛んだのである。


「お、なんだあれ? コウモリか?」


 天井に一つ目の化け物がぶら下がっていた。

 コウモリ? いや違う!


 あれは単眼悪魔グレムリン

 音速を持つSランクモンスターである。

 目にもとまらぬ速さで飛翔する。

 狩人の一族である、エルフですらその動きを目で追うことはできない。


「な!? はや……逃げろ!」

「え、なに?」


 パシッ!

 グシャア……!


 ……あろうことか、この人間。

 目にもとまらぬ速さの単眼悪魔グレムリンを、手でつかんで握りつぶしたのだ。


「…………」


 これには呆然とするしかなかった。

 あり得ない……。


 人間が、目で追えるわけがない。 

 つかめるわけがない。

 そして握りつぶすことなど、できるわけがない。


 でも、やった。


「なん……だ。本当に……人間なのか……こいつは?」


 するとフェンリルが、「くくく」と笑いながら近づいてきて、言う。


『人間ではない。神だ。正真正銘のな』


 

【★新作投稿しました!】


先日の短編が好評だったので、連載版はじめました!


『【連載版】迷宮の聖女は魔物達から溺愛されてる~追放された私、奈落の森に捨てられるも、神に祈りを捧げていたら、いつの間にかそこが聖域化していた「国が亡びるからと王子が君を連れ戻しに来たけど撃退しといた」』


ページ下部↓にもリンクを用意してありますので、ぜひぜひ読んでみてください!

リンクから飛べない場合は、以下のアドレスをコピーしてください。


https://ncode.syosetu.com/n0162id/

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★茨木野の新連載です★



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『【連載版】追放聖女はキャンピングカーで気ままに異世界を旅する』

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