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猫カフェ☆アフタヌーン ⑥
大「さて、ふたりとも腹減ってきたか?」
恵理「うーん、割と」
正樹「オレも割とかな」
大「じゃあ、会計してくるから正樹は猫カフェの場所ちゃんと調べとけよ」
正樹「お、ごちになりまーす!」
恵理「ごちになりまーす!」
大「そのかわり、猫カフェでの支払いは正樹、おまえな」
正樹「!?」
恵理「ごちになりまーす!」
正樹「ちょっ、待って」
恵理「ごちになりまーす!」
正樹「待って」
大「……ドリンクバー単品で270円のところ、金が無いと言うおまえが単品350円のプレミアムコーヒーを2時間のうち結果2杯も飲んでいる。そして新店である猫カフェを提案してきたことから予算をある程度用意してきていることは容易に推測できる。そして昨日はバイトの給料日――」
正樹「わかった、わかった」
恵理「論破は無理だねぇ」
大「次回は恵理がおごりな」
恵理「ひえぇぇ!」