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猫カフェ☆アフタヌーン ③
大「で、じゃんけん受けた時点で優しさアピールもなにもないけどな」
恵理「それ思った」
大「ちなみに、歌が上手に歌える、いわゆる音感がある人って10人に1人の割合らしい」
恵理「ほぇ? そうなの?」
大「つまり、アイツがカラオケ苦手なのも残りの9割に入ってしまっている、ということだ」
恵理「あー……確かにこの間はあまり歌ってなかったね。そこまで音痴じゃないと思うけど」
大「音痴と音感がないのはまた別の話だとは思うけどね。単純にあの雰囲気が苦手なのかもしれない」
恵理「ふふふ、なんかマサくんらしいね」
大「歌手を目指しても一握りなんてのは、人口の1割が音感あるなら上手い人はたくさんいるってことだ」
恵理「はいはい。じゃあとにかくカラオケ以外でどこ行こっか~」
大「……はい、は二回で宜しい?」






