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第4話

幸運四

そもそも、ここ、東の沼地とは、俺たちの拠点としている街からかなり距離のある位置にある。なら何故ここに来ているかと言うと、ここから街に行くまでには、街の食糧事情を支えている穀倉地帯があるからだ。


川からの豊富な養分が、この穀倉地帯の要だが、その川が水棲モンスターも運んできてしまうのだ。


しかし、ここをモンスターに荒らされるとこの街の食糧事情に深刻なダメージが出てしまうので、定期的、と言うかほぼ毎日モンスターの討伐をしているらしい。


「とは言ってもなぁ……」


俺は役所でもらった討伐対象リストを見てみる。


『牛呑蛇

沼地に現れるモンスター。

動きは遅く、大型モンスターなどを待ち伏せする。

獲物を待ち伏せし一気に丸呑みにする。蛇特有の締めつけなどはしてこない。また、牛を呑むとあるが実際にそこまで大きな個体は早々出会うことはなく人間でも一口で丸呑みにされることはまずないので仲間が呑まれても落ち着いて対処すれば助けることが可能。

元々この世界原産のモンスターではなく第四世界の器に空いた穴から落ちて来たモンスター。一体あたり、四〇〇〇〇リラから』


『大ヒル

大型生物の血液を主食とするこの世界原産のモンスター。血を吸うと動きが鈍くなるので狙い目だが、噛みつかれると厄介。破傷風などの各種感染症に感染するリスクがあるので、傷口はしっかり消毒が必要。一体あたり、二〇〇〇リラから』


『リトルスコーピオン

大蠍の幼体。大蠍自体そこまで強くないのでその幼体の戦闘力はお察し。しかし、大量発生しやすく子供がうっかり踏んだり、家畜を襲われたりすると厄介なので定期的に駆除されている。この世界原産。一体あたり、五〇〇リラから』


……こんなのが、あと十枚くらいある。もううんざりである。ちなみに、昨日俺たちを騒がせたドッペルゲンガーのリストもあった。


『ドッペルゲンガー

人に擬態し、攻撃をしてくる魔法生命体。元の生息世界は不明。基本的に見かけた人間に擬態し攻撃を仕掛けてくる。一度にコピーできるのは一人。身体能力や戦闘技術もコピーされるのでソロでは相手にしたくないが、群れないモンスターのため、パーティーを組めば比較的楽に討伐できる。人から別の人への変身は、今のところ確認されていない。一体あたり五〇〇〇リラから』


ちなみにこのどっかで聞いたことのあるリラというのはお金の単位で昨日のステーキは四〇リラだった。もっとちなみに、役所で見たら今日の日本円との交換レートは1リラ辺り三二円だった。俺は何故か世知辛い気分になった。


「と、取り敢えずまずは討伐だ」


リストには物騒な名前がいくつかあるが、これでも新人はここで腕を上げるって、役所のおっちゃん(昨夜のバーコードではない)も言ってたしな、大丈夫だろ。


俺はそう決意を決めると、早速終玉を武器に変換する。


そして気づく、俺、日本刀の使い方全くわかんない。


い、いや、正直見た目重視で選んだところもあるからな、仕方ない。


俺は気を取り直し、ベーシックなロングソードに変換し直すと、早速剣を構える。


日本刀と違って両刃のハーフソードを作ったので何かあったら取り敢えず振り回せば問題は無い。やばそうなら逃げよう。


「よ、よし!行くぞ!」


俺は引けた腰で剣を構え、沼地に踏み入る。


「……めっちゃ動きずれぇ」


なんだこれ、本気で足が前に進まない。


「ねぇ、茶番はもう終わりかしら?」


四苦八苦する俺に、まだ沼に入っていない笛吹は随分と余裕なようで、高みから舐めたことを言ってきた。くそ、硬い大地を踏んでるからってこいつ、いい気になりやがって。


「これだから、全くもう。いい?沼地を歩く時はね?こうやるのよ」


かなり自信ありげな口調と足取りで、笛吹は沼地に足を踏み入れた。


そしてコケた。


しかも頭から。


「……大丈夫か?」


俺もよろよろながら、笛吹の元まで歩いていくと、笛吹の肩に手を回し彼女を抱き起こした。


「……そ、その、ごめん、なさい」


顔を上げることなく、肩をふるふると羞恥に震わせる笛吹は、今にも消え入りそうな細い声で俺に謝った。


「別に、気にすんな。こんななこと、川原とかで遊んでりゃよくある」


「で、でも、昨日も、私のせいで……。そ、それなのに、私、あなたを馬鹿にするようなことを」


恐らく朝から気にはしていたのだろう。堰を切るように懺悔の言葉が彼女の口から溢れた。


「まぁまぁ、そんな一気に喋んなって。俺、ほんとに気にしてないから」


よっと、と力を込めて彼女を立たせると、取り敢えず岸辺の地面の硬いところまで戻る。


「で、でも、それに……」


「あのな、いいか?」


俺はまだ何かを謝りそうにしている彼女の言葉を遮ると、俺は言いたいことを口にした。


「俺は本当に気にしてないから。な?そんなわざわざ謝んなくてもいい。そもそも昨日の件は俺も悪かったしな」


そう言ったあと、俺は少し気まずげに頭を書きながらこう付け加えた。


「それにさ、なんかしてもらったら謝るよりまずは、礼を言うもんだろ」


そっちの方がお互い気分いいからな。


そう言うと、早速泥だらけになった服で乾いた川原に寝転がる。日光に当てられて、暖かくなっている石が心地よかった。


「そ、そう。……ありがとう」


「へいへい、どー致しまして。ま、大したことはしてねーけどな。ドッペルゲンガーには逃げられる。沼にははまりかける。オマケにステはパンピーレベル。ほんと、頼りない相棒で悪いな」


俺がそう皮肉混じりにいうと、彼女は必死にそれを否定した。


「そんなことないわ。あなたは昨日の黒い影にも勇敢に立ち向かったし、それに、私に対しても、優しいわ。頼りなくなんか、ないわ」


「別に褒めてくれなくてもいいよ。褒めて欲しいわけじゃないし」


「で、でも」


「まぁさ、お前も自殺とか物騒な事考えるくらいには色々あったんだろ?俺はそういうの良くわかんないけど、なんかあったら言えよな。せっかく助けたのに、ここで死なれたら目覚め悪いから」


そう言うと、俺は何の気なしに隣に座る笛吹を見た。


彼女は泣いていた。


「あ、ありがとう」


それは目から涙のボロボロ流れる泣き方だった。


「お、おいおい!泣くな泣くな!俺なんか悪いことした?あれ?ちょっと調子乗った?」


突如狼狽え出す俺を、彼女は微笑ましげに少し笑うとこう言った。


「い、いえ、こんなこと、誰かに言ってもらえたのは、初めてで。だから、その」


何やら俺がダメージを受ける展開が予想できたが、ダメージを受けたくなかったので空想するのはやめた。


「ありがとう、って言うのよね」


「……あぁ、そーだな」


俺はそう答えると、少し笑った。そうすると、笛吹も俺につられるように笑った。俺は初めて、こいつのちゃんとした笑顔を見た気がした。


その儚げな笑顔は、とても幸せに見えた。


「お、おい、あれ」


二人で笑いあった後。俺たちは暫くボーッとしていた。


沼でなにかが動くのが見えた。


「何よ?どうかしたの?」


突如、沼の方に注意を向けだした俺に、何か異変を感じ取った彼女も俺の見ている方を見る。


「やっぱりなんかいるな、あそこの盛り上がり」


俺はそう言いながら、一〇〇メートルほど先にある小さな盛り上がりを見つめる。その盛り上がりは、少しずつだが僅かにこちらに向けて動いていた。


「ど、何処かしら?」


どうやらまだ俺が何を見ているか、わかっていない笛吹に対し、俺は動いているものの位置を伝える。


「正面少し右にある、あの盛り上がりだ。少しずつだがこっちに来てる」


しかし、そこまで言っても、まだ笛吹の頭の上にはクエッションマークが浮かんだままだった。


「もしかして、スキルか?」


俺のスキルには目にまつわるものが幾つかある。もしかして、その影響、と言うか効果がある俺は見えるが、彼女には遠くて見えないのか?目が悪くなったことがないからわかんない。俺が悩んでいると、彼女は申し訳なさそうに切り出した。


「その、私、昔の怪我のせいで、片目が、よく見えなくて……」


俺は咄嗟に彼女の顔を正面から覗き込むと、たしかに彼女の右目は少しだけ白く濁っていた。


「……わかった、笛吹は後ろに下がっててくれ。取り敢えず俺が」


「そ、その、足を引っ張って、ごめんなさい。だから、その」


「棄てないで、ってか?昨日の夜も寝言でそんなこと言ってたけど、最初にあった時も言ったろ?俺、女の子置いて逃げれるほどクズじゃないから。そのへんは信じてくれ」


俺はそれだけいうと、件を構えて振り返る。盛り上がりは二十メートルほどのところまで来ている。


(やっぱ動いてるよな、あれ)


だとしたら中身はなんだろう。


気になった俺は、あることを思いついた。


「……よし、やってみるか」


一言気合を入れ、終玉に新たなイメージを送り込む。


「……できた」


そこには、昔の捕鯨映画に出てきそうな大きな銛が、発射機諸共出来上がっていた。


「いいぞ、これなら俺でもいけそうだ」


地面に固定された、バリスタみたいな見た目の銛撃機?を盛り上がりの方へ向け、銛の発射レバーを引く。


バゴン!!というけたたましい音を立てると、銛は台座から離れ綺麗な弧を描き、盛り上がりに突き刺さった。


ギャー!!


今度はモンスターのものと思しき悲鳴が鳴り響く。


大きく跳ね上がったそいつは、少しのたうったあと、すぐに動かなくなった。


「いったい、なんだっ、たんだ?」


俺は銛に付いた紐を引っ張り獲物を引き寄せた。途中からは笛吹も手伝ってくれたので割とすぐ岸についたそいつは、予想していたよりも化け物だった。


「あのよ、あの娘、行かせてよかったのか、チェキータ?見事なゴミステータスな上に、あのスキルだぞ?」

「だからこそじゃないですか、サンジェルマンさん。あんなスキル持ってたら、それこそ、高い幸運系スキル持ちの近くにいないとすぐ死んじゃいますよ?」

「なるほどねぇ……」


さて狩猟開始早々に、化け物を一匹始末した俺たちは、岸に上げたそいつの正体を確認していた。


「えぇと?こいつは牛呑蛇って言うらしい。駆除対象だ」


俺は丘に上がった5mは軽くある蛇を指さしそういった。


「で、幾らくらいになるのかしら」


「こいつはかなりでかいし、最低価格の四〇〇〇〇リラは軽く超えるんじゃないか?」


四〇〇〇〇リラだと、日本円にして約一二万円である。こ、これは美味い。


それにしても異形な生き物だ。全長は五メートルほどだが、そのうち二メートルは円盤みたいな口に費やされている。おそらくこの蛇は、獲物の近くまで隠密で近づき、そのまま不意討ちで丸呑みにするのだろう。馬鹿でかい口には、俺が撃ち込んだ銛が刺さって絶命していた。


「よし、この蛇を探そう。こいつ、めちゃくちゃ美味いぞ」


しかも、討伐したモンスターは食用や研究用として買取がされるので実際はもっと儲かる。終玉だって意外と高かったし、毎日の宿代だって、日本でいえば毎日ホテル住まいなわけだから、バカにはならない。よって金は多いに越したことはないのだ。


俺は血眼になってさっきのような盛り上がりを探していると、盛り上がりの代わりにあることに気がついた。


「お前、そういえばあの鴉どうした?」


「え?あれ?そう言えばいないわね……」


そう言えばさっきから姿を見ないが、あいつどこに行ったんだ?


「お前の子分みたいなもんらしいし、呼び寄せたりできないのか?」


「そうね。試してみるわ」


そう言って、頭を抑えだした笛吹を尻目に、俺もあたりをキョロキョロしてみる。何せ俺は千里眼持ち。他人と比べたことがないからイマイチ実感はないが、今こそ持ち前の視力の良さが生きる時だろう。


「……お、盛り上がり、発見」


しかし見つかったのは、またしても牛呑蛇のものと思しき盛り上がりだった。


こいつも何故か二〇〇メートルくらい先から、ゆっくりとこちらに近づいてきた。いや、目視で確認出来てるからいいが、確かにこんな化け物に不意討ちを喰らったら死ねる。それに十分と経たずに二匹も遭遇するくらい繁殖しているとなると、なるほどどうりで役所から駆除対象認定されるわけである。


「……さて、銛撃機もうめんどくさいのでそういうことにしたで、やつを狙ってっと」


そうして錬成し直した銛撃機を操作し、二匹目の方に照準を合わせる。


バゴン!!


充分な距離までそいつを近づけると、俺は再び銛を撃ち出した。


ギャー!!という、先程も聞こえた悲鳴に、俺は確かな手応えを感じ、さっさとロープを手繰り寄せる。


「こいつもデカイな……」


案の定、先程と同じくらいのサイズの蛇が銛に撃ち抜かれていた。


「で、そっちはどうだ?」


俺は隣でウンウン唸っている笛吹に尋ねた。


「だ、ダメね。全然見つからないし、何をしているのかわからないわ」


彼女は額に手を当てて、それこそ祈るようなポーズのままそう言った。


「ったく、護り手が護るべきものほっぽって何してんだよ……」


そう言って空を見上げると、遠くの方に真っ赤な何かが見えた。


「あれ?あそこを飛んでいるの、お前の鴉じゃね?」


遠くの方なのでやはり見えていないのか、そう言われた笛吹はあたりをキョロキョロしていて、それを見つけられた素振りはない。


「ど、どんな風か教えて頂戴」


「あ、あぁ。なんかぶら下げてこっちに向かって飛んできてるな」


自分の鴉の様子を知りたがる彼女に、俺は見ているものを説明したが、それには少し違和感があった。


あれ、前見た時よりでかくないか?


徐々に近づいてくる鴉はどう見ても前見た時よりでかい。二倍、いや、もしかしたら三倍、下手するとそれ以上か?


「おい、笛吹。お前のその守護聖獣ってのはでかくなったりすんのか?」


「え?え、えぇ。姿や形には縛られない、と言っていたわ」


なるほど。ならデカくてもおかしくはないのか?


そう思って空を見ていると嫌な予感がした。


咄嗟に沼地に視線を向けると、そこには三度登場の盛り上がりが。


「くっそ!割と近いぞ!」


急いで銛撃機を構築、と思ったが今回はいちいち銛の狙いをつけている暇がない。


そのため、俺は咄嗟に重機関銃陣地を構築した。


「これでも喰らいやがれ!!」


二〇ミリ機銃の雨を振らせ、盛り上がりを沈黙させる。


「……やっぱ、これはダメだな」


実は今朝、役所でサンジェルマンからある助言を受けていたのだ。


「銃みたいに終玉を小分けにしてばら撒くような武器は、終玉のコントロールに集中力をごっそり持っていかれる。それとミサイルみたいな超遠距離武器も結構辛い。極力使うのは避けるのが上策だ」


助言通り、かなりえげつない疲労感に襲われた。ちなみに、見た目どう見ても中世から来た色男の口から銃とかミサイルって言葉が出て来てなんだかシュールな雰囲気になったのはまた別の話だ。


「今のうちに、蛇を陸に上げるか……」


俺は重機関銃陣地を銛撃機に戻すと、動きのなくなった蛇に銛を撃ち込んだ。


「で、鴉はどこだ……?」


銛撃機にロープの巻き取り機を取り付け、取り敢えずはまず鴉の視認を優先する。そうして再び視界に捉えた鴉は、もう俺たちのすぐそばまで来ていた。


「って、もうかなり近いぞ!!」


襲いかかるような鴉の軌道に、俺は反射的に隣の笛吹に覆いかぶさる。


しかし、そんな俺の心配は杞憂だった。


「な、なんだ、襲いかかってきたわけじゃないのか……」


鴉は俺の隣にゆっくりと着陸しただけで、それ以外のことはしてこなかった。


「そ、その、重い、のだけど」


俺はその声で、笛吹にのしかかっていたことを思い出し、慌てて彼女の上から飛び退く。


「わ、悪い、いきなり」


「そ、その、構わないわ。少し驚いただけ、だから」


俺の謝罪に対しそう言った、彼女の肩はまだ少し震えている。


「ほんとに大丈夫か?」


「え、えぇ。その、男の人に触られるのは、あまり、その……。お父さんに、ぶたれたことを、思い出すから」


「あー、いや、野暮なこと聞いたわ。忘れてくれ」


俺は相変わらずデリカシーのない自分に嫌気がさす。俺は自分を殺したくなった。


「で?こいつは今まで何をしてたんだ?」


俺は鴉のことに話題を変えると、その足に大量の蠍の死体が鷲掴みされていることに気づいた。


「うっわ、なんだこれ……?」


そう言いながら、もってきたリストの束を見ると、それらしき項目がある。俺は慌ててその欄を見た。


リトルスコーピオン、か。


リストでは、雑魚扱いされていたモンスターだか、フライパンほどの蠍は、俺からすればサイズだけで既に恐怖の対象でしかない。これが雑魚扱いとか、割とヤベェな、この世界。


もっといえば、これの成長体ですら雑魚呼ばわりなのだから本当に怖い。俺のスキルには、こういう高い防御力を持った相手にはあまり効果の見込めないものが多いので、尚更怖い。


「……四、五。五匹いるわ。これ、一匹幾らになるのかしら?」


俺が資料を読んでいるあいだに、鴉のそばで蠍を数えていた笛吹が答えると共に聞いてきた。


「えぇと、一匹辺り五〇〇リラだから……。一匹たったの一六〇〇円にしかなんねぇのか、こいつ。しけてんなぁ……」


「晩ご飯代にもならないのね……」


その笛吹の呟きに、反応したように鴉は低くうなだれた。なんだ、こいつ、もしかして笛吹に褒められたかったのか?


取り敢えず俺は、すでに息絶えた蠍達を戦利品用のボートに載せる。ちなみにここに来るのに、ボートは二艘借りており、一艘は俺たち用、もう一艘は捕まえたモンスター用となっている。正直、あの馬鹿でかい蛇を三匹も積んで、船が進むのかは疑問だが。


「取り敢えず、船に積むだけ積むか……」

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