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ある夏の日の記憶

作者: 卯都木敏明

挿絵(By みてみん)

あれはもう何十年も前のこと、儂がまだ子供だった頃の話じゃ。

当時儂には同じ組に気になっている子がいてな、じゃがその子はお母さんが病気がちで看病のためといって時々学校を休んでおった。

戦争でお父さんを亡くしていたため学校でも黙認されておった。

ある日儂は登校中私服で歩く彼女を見つけ、気になって後をつけてしまった。

……彼女は進駐軍の基地の前で花を売っておった。

儂には軍用車の荷台に乗って遠く小さくなって行く彼女の背中を見送ることしか出来なかった。

日差しの強い暑い、ある夏の日のことじゃった……。


もう10年くらい前にふたば落書き裏に投稿して賛否あったもの。


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