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龍とともに異世界へ  作者: 世捨て人
最終章 未来に向けて
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12ー2 神と人

「うらああああああ!」


神と人の最終決戦が始まった。


「神の社!」


光の光線が走る。


「二度も食らうかよ」


拳でかきけす。


「吹き飛べ駄神!」


十路は顔面に一発を入れるが、神の手に受けられる。


「そんなものか人間、ではこちらから攻撃といこうか!」


腹に一発。


「…ぐふっ!…ごはっ!」


「まだ終わらん!」


続けて背中、腹、顔面といたぶるように殴ってくる。


「があああああ」


「十路!黒龍の業炎!」


危ないことを察したアラストールが援護射撃。


「トカゲの炎で焼かれる神ではないわ」


見もせず受け流す。


「そっくり返してやろう 神の業火アメノウズメ」


紅蓮の業火がアラストールを襲う。


「ぐああああああああ!」


「さて次は貴様の番じゃ…」


ガシッ


十路に腕を掴まれる。


「準備OKオーガ解放10奈落」


オーガの十路が制御出来る限界の力を出す。


「鬼の怒り!」


オーガの力を乗せた一撃を神に食らわせる。


「…ぐほあ!」


「俺もお返しだ!」


アラストールが爪で神を引き裂く。


舞い上がったところを追い討ちを掛ける。


「まだだもういっちょくらえ」


がら空きの体に踵落としをくらわせる。


「ごほっ!」


「俺とアラストールのコンビネーションは最強だ!」


(やつらの連携を切り離さねば…仕方ない)


「おいどうした神!来いよ」


「魚はいつか滝を昇れば竜に、雛は飛びたいと願えば鳥に神は悪魔と融合すれば…」


神の周りに黒い渦が出来る 。


「魔神となった」


神の白い服はなくなり代わりに黒い甲冑手には黒い槍を携えている。


「神!貴様、魔に堕ちたか」


神から影が出てくる。


「いいやぜ~んぜん堕ちてないよ神ちゃんは」


「誰だてめえは!」


「俺は魔神サタンよろしくねギャハハハハ」


「憤怒の大罪を司る悪魔か」


「よく知ってるねえらい!」


サタンは挑発しに来ているようだ。


「で、何でてめえが神の中にいる?!」


「それはね~神が昔々悪魔を滅ぼそうとしたときに乗っ取らせてもらったのだ~でもでもさすが神だね精神を乗っとることは出来なかったんだ~だから~感情を過剰にするしか出来なかったよ~」


「感情を?」


「そうだよだからこそ今、神は憎しみが膨れ上がってこんなことをしてるのさ。まあ安心しなよ俺は何もしないから、するのは神だよそれじゃあね~ギャハハハハ」


笑い声とともに影の中に消えた。


「さて人間よ」


神に主導権が移っているようだ。


「この魔神を倒さねば貴様らに未来はないぞ」


禍々しい魔力の塊が目の前にいた。


「今回はやばいかもな」


「お前らしくもないな弱音か?」


「弱音の一つも吐かせてくれねえのかうちの親は」


「次吐いたらてめえから殺すからな」


「上等だこの野郎」


敵が目の前というのに喧嘩を始める馬鹿親子。


「貴様ら纏めて消してやるから安心しろ」


「「あ?」」


「消えろ!」


溜めゼロで闇の光線しかも先程よりデカイ。


「負けるか!」


「「黒龍の業覇炎!」」


神の光線と龍の魔法がぶつかる。


「ぐぬぬぬぬ押し返されるうううう!」


神の光線が突如消える。


「なに!?」


炎の中から神が走ってくる。


「神は絶対負けはせぬ!」


「ごはっ!」


強烈なタックルを決める。


「この野郎!」


アラストールも直ぐに反撃しようとするが


「貴様ではワシには勝てんよ黒龍」


尻尾を掴まれ投げられる。


「慈悲を」


闇の光線が再び襲う。今度は避けることが出来ない。

「くそったれめ!…ふぐっ!」


既に足に力が入らない。


「いい加減負けを認めろ人間、命を請えば助けてやる」


「やだね!地上を天秤に架けたら俺の命なんて安い」


神はしばらく沈黙する。


「いいことを思い付いた」


指を鳴らすと映像が現れた。地上だ。


「なにか分かるな地上とここはこの映像によって状況が分かるようになったこれより公開処刑を行うことにする」


「何が公開処刑だよそんな簡単に死んでたまるか!」


「はあ~!」


神が消え目の前に現れ十路に一撃。


「ごはっ!」


「この違いが分からんのか人間風情が」


十路はその場に倒れ込む。


「十路!」


「貴様もだ黒龍!」


瞬間移動しアラストールの体に数百の指突を与える。


「ぬぐあああ」


口から血を流す。


「全世界の人間ども見るがいいこれが貴様らの希望の絶望に変わる瞬間だ!」


黒い槍に闇が集まっていく。


「死ね人間」


(やべえ避けられねえ)


「終わりだ」


闇の槍が放たれる。


鮮血が飛び散る。






(あれ?ここどこだ?死んだはずだよな)


(起きてみりゃ分かるよな)


目を開ける


(生きてる!?何故だ確実に死んだはず…)


目の前に血塗れの龍の姿があった。


「アラストール!」


「と う じ…」


アラストールはその場に倒れた。


「おいアラストール!しっかりしろおい!」


「十路!」


「アラストール!」


声に反応する。


「今はテレパシーで喋ってるがこれも正直キツイ

神の槍に殺られた。恐らく龍の墓場にも行けねえ

だから今のうちに言いたいこと全部言っておく」


「ああ聞いてやる」


「十路、俺は初めて会ったときお前のことが嫌いだった。だがな旅をするうちお前の成長をお前の中から見てるのが楽しかった。

同じところに立って戦うのも楽しかった龍のままじゃ一生味わえねえ楽しみだ

それにな、お前がおれのことを親みたいだって言ったときは、味わったことのねえいい気持ちだった。

親も子に学ぶというのは本当だな、俺は家族と人間をお前から教えられた。すげえ温かいものだ」


テレパシーでさえ息が切れかけている。


「十路これが最後だ、もう俺が居なくなり闇魔法は使えなくなる。だが、忘れんな!お前は…」


小さな声をいくつか繋ぎ動かなくなった。


(ちくしょおまだ死にたくねえなあ)


「アラストール?アラストール!」


いくら呼んでも返事はこない。


「分かってるよ親父」


「俺はひとりじゃねえ!」


涙を必死に堪える。


「ふん!別れの言葉は済んだのか龍風情が神に楯突いた報いじゃ」


「神 … てめえはもう絶対!」


神に迫る。


「許さねえええええええええ!」


神に渾身の一撃が炸裂する。





龍を失った十路のたった一人の戦いが続く。



…はっ!すいません間の文章書いてて涙脆いので泣いてました。


次回いよいよ神との死闘編終了物語の終了となります。

もう少しお付き合いお願いします。

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