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龍とともに異世界へ  作者: 世捨て人
戦いはだれの為に
52/70

9ー2女騎士と暴走の御子

「ようこそキャニオンへ」


その村の村長とおぼしき老人が出迎えた。


「この村、人がほとんどいないけどなんで?」


「実は皆、殺られてしもうたのです」


「まさか!?」


「はい、三年前にこの先に住み着いた盗賊の餌食となりました 」


要するに、盗賊に襲われ断絶寸前の村ということだ


「これが全部盗賊に…」


「盗…賊」


ミッシェルが声を漏らす。


「盗…賊倒す…べき」


「落ち着けミッシェル」


ミッシェルの肩を掴み正気に戻す。


「は!私は何を?」


「大丈夫何もないよ」


ミッシェルの頭を撫でてやる。


カナもしてほしそうだったので、同じように撫でてやる。


微笑ましい光景は、村人の声にかきけされる。


「大変だーー」


息を切らして走ってくる。


「どうした?」


「盗賊が偵察に大部隊を連れてこっちに向かってる」


「直ぐに地下に逃げるのじゃ、皆に知らせよ」


「わ、わかった」


村人は鐘を鳴らし通達。


「さあ、あなた方も来なされ」


村長に連れられ地下に逃げる。





「お頭があんなに怒るのは久しぶりだな」


「ああ、嫁さんが死んだ時以来だ」


「てゆーかこの村誰もいねえな」


「確かに、全員死んだか?」


「ならいいけどな」


盗賊たちは、一斉に振り返る。


「なんだてめえは」


「俺か?旅の冒険者」


「冒険者だあ?」


「てめえか隻眼の虎と恐喝部隊をやったやつは」


「そうだ」


「こいつだやっちまえーーー」


「「ウォーー」」


総勢100人がかかってくる。


ドオン


突如、隠れていた場所から爆発音


「ミッシェル!」


家族の身を案じる。


中から人影が現れる。


「盗…賊お父さんの仇」


【そうだ妾を解放しろ父親の仇を取りたいのだろう】


「盗…賊…倒す」


【妾に任せよ】



「ヴァァァルキリィィィィィィ」


今まで使うことの無かったミッシェルの魔法が発動する。


ミッシェルの茶色の髪はオレンジ、黄色、最後は赤色へと変化する。


ポニーテールの髪はほどけ逆立っている。


「女騎士ヴァルキリー」


ミッシェルの背中からオーガと同じオーラが現れる。


「ミッシェル!」


「構うなやれ!」


「皆消えろ」


ヴァルキリーが槍を払うと盗賊は半分が風圧で翔ばされる。


「なんだこの女は!?」


「皆消えればいい

ヴァルキリーサンダーボルト」


天から雷を召喚、盗賊は雷によって絶命する。


「アアアアアアアア」


倒すべき対象を失ったミッシェルが力の矛先を見失い暴走している。


「ミッシェル!」


「十路!早くあの女を止めろ、あのヴァルキリーに喰われるぞ」


(了解)


「オーガ解放2スサノオ」


十路もオーガを出し応戦。


「あなたが相手?倒す…べき対象?」


「いいぜこいよ俺の一撃で目、覚まさせてやる」


「ヴァルキリーサンダーボルト」


天から雷を召喚。


「オーガ鉄槌の倣わし」


雷をオーガで叩き潰す。


「いい加減起きろ!」


オーガでヴァルキリーを殴る。


「くっ!まだこれから」


ヴァルキリーは槍を投擲、オーガに突き刺さる。


「ぐはっ!」


オーガに突き刺さった部分から十路は血を流している。


「ミッシェルーー 目、覚ませーー」


「オーガ鉄槌の倣わし」


「甘い」


ヴァルキリーの槍に受け止められる。


「ヴァルキリーファランクス」


槍の連続攻撃


「ぬあ、ああああああ」


十路は全身から血を流している。


「私は世界を破壊する」


「させる、かよ」


「ヴァルキリーサンダーボルト」


「オーガ鬼の金剛棒」


雷と金棒がぶつかる。


二人は光に包まれる。





「ここは?」


何もないところに十路はいる。


「十路!」


「ミッシェル!」


抱き合う二人。


「帰ろうミッシェル」


「帰れないよ」


「いいや俺が連れて帰る!」


「もう止めて十路!あなた私のために血を流しているじゃない、もういいの」


十路は息を吸い込み。


「バカ野郎!」


ビクッ


ミッシェルは体がはねあがった。


十路が初めてミッシェルを怒ったのだ。


「お前が死んだらカナはどうする、九狐は

俺は、何を生き甲斐にしたらいい?」


十路のいまの思いはそれだ。


「俺は他の誰でもないミッシェルにいて欲しいんだ

いつも側にいて笑顔で迎えて欲しいんだよ!」


「十路、私、私」


「もう何も言うな、帰ろう」


「うん」






「アアアアアアアア」


「いかんとうとう娘の魔力が暴走が

十路!」


「ああ、俺の嫁だからな俺が救ってみせる!光炎修羅に希う悪しき御霊を払え『オーガ鬼の業腕』」


オーガの二つの拳はヴァルキリーの体を貫き、ミッシェルを解放する。


「ミッシェル!」


「十路…ありがとう」


抱えて寝てしまったので、そのまま寝かせてやることにした。





今回は今までやらなかった設定目白押しですね。

ミッシェル暴走の回はずっとやりたくて、この回でやることに。


では次回予告です。


ミッシェル「ごめんね心配かけて」


十路「気にするな」


ミッシェル「ありがとう」


十路「こうなったのも全て作者が悪い」


ミッシェル「そうね作者が悪いのよ」


作者「そんな~

き、君たちが結ばれたのは誰のお陰だと思って…」


十路ミッシェル「俺(私)たち」


作者「返す言葉もありません…」


十路「次回は盗賊のアジトに乗り込むぜ」


ミッシェル「盗…賊」


十路「ミッシェルもうストップ!」

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