9ー1不安と暴走の果ては何か
「うおおおおおこの道大丈夫なのか?」
十路たちは次の街に行くため何故か崖の道を馬車で走っていた。
「ねえ十路?落ちないよね」
「落ちる幅じゃないけど…落ちたら死ぬな♪」
「ちょっともう戻りたい気分なんどけど、カナちゃんは怖すぎて死んだふりしてるもん」
なんでこの状況で死んだふり?
「まあまあもうすぐ抜けるから」
その後5分後には崖地帯を抜ける。
「おっしゃっ抜けた」
「ハラハラした」
「私は死んでいる、私は死んでいる」
カナはまだ死んだふりをしている、ていうかどこでそんな事を覚えたのだろうか。
「次は森か」
馬車を走らせる。
ガタン
「なんだ?」
それは、馬車が壊れた音だ。
車輪の一つが取れ、馬の繋ぐ接続部は千切れて馬が逃げてしまった。
「なんでこんなことに」
まあいつもいつも走らせているのだ無理はない。
「どうするの十路」
「足は自分で確保だ
召喚・金剛象」
「ばおぉぉぱぉぉん」
インドの神話に出そうな神の使いの象が召喚された。
「ミッシェル、カナ、九狐捕まれ」
ミッシェルとカナは両腕に九狐は肩に捕まった。
「それじゃあご搭乗だ」
飛翔魔法で象の背中に乗る。
「いけ象」
「ばおぁぁぱぉぉん」
象はゆっくり歩き出す。
「十路これなに?」
「象っていう生き物だ神の使いとして崇められることもある」
しかし、象が森を歩く様はかなりシュールだ。
「街は遠いな宛てもないから無理ないけど」
そんなことを、言っていると出会った。誰に?盗賊に、
「おい、ここを通りたきゃ金目のものを置いていけ」
「その珍しい動物でもいいぜ」
「はあ~」
またか、と十路は溜め息。
「よ~しお前らそこを動くなよ」
象から降りる。
「何だ?お前、止まれ!」
十路は作ってもらった小太刀で盗賊二人の首をはねる。
「ミッシェル終わったぞ?…」
「盗…賊お父さんの…仇」
「ミッシェル?」
「倒す…べき…対象…」
「ミッシェル、ミッシェルしっかりしろ」
「はっ!あれ?十路私は何を?盗賊は?」
正気に戻ったようだ。
「大丈夫か」
「うん私は平気」
「そうか…」
一抹の不安とともに象を歩き出す。
「十路」
(アラストール?)
「あの娘…」
(ああ、気付いたぜ魔力が暴走してた)
「このままじゃ死ぬぞ」
(わかってる)
「十路、この先に何があるの?」
「俺たちが行くとこ」
「わかんないよ」
「俺たちの旅の目的は俺たちがちゃんと住める場所を探すことだ」
「うん」
「だから、目的はあるけど宛はない」
これが、十路の結論。
「でも、どんなとこに住むとか決めてないの?」
「ん~きれいなとこがいいよな」
笑いながら話す家族の笑い声が森に響いた。
同時刻…
「お頭ーー大変だーー」
「なんだ騒がしい」
「恐喝部隊が反応ねえから見に行ったら殺られてた」
「なにいーー!
どこのどいつだーー」
「わからねえ行った時には既に誰もいねえ」
「くそう、隻眼の虎に続いて恐喝部隊までも」
「探せ、そして見つけ次第殺せ」
部下が足早に、出ていく。
「くそう、くそう」
悔しそうな男の声は闇に消えた。
「ん~なんか街かこれ」
森を抜けたらまた荒野が広がり、人がいる場所に着いたが、寂れて数える程しか人がいない。
「ようこそキャニオンへ」
祝50回イエーイ
はあ~何もうれしいことがないです。
今回からサブタイの書き方変えます 。
あと50回なのに文字数少ないのすみません。
次回予告です。
十路「ミッシェル50回だって」
ミッシェル「でも、正式に数えたら私達40回位しか出てないのよね」
十路「まあまあそれにしても」
十路ミッシェル「なんでこんなに話が薄いのかな作者」
作者「すみませんすみません」
十路ミッシェル「いい加減にしてよね作者」
作者「登場人物にメタメタにやられる作者って」
作者「次から一旦閑話入れます」
十路ミッシェル「えー」
作者「すみません」




