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龍とともに異世界へ  作者: 世捨て人
戦いはだれの為に
50/70

9ー1不安と暴走の果ては何か

「うおおおおおこの道大丈夫なのか?」


十路たちは次の街に行くため何故か崖の道を馬車で走っていた。


「ねえ十路?落ちないよね」


「落ちる幅じゃないけど…落ちたら死ぬな♪」


「ちょっともう戻りたい気分なんどけど、カナちゃんは怖すぎて死んだふりしてるもん」


なんでこの状況で死んだふり?


「まあまあもうすぐ抜けるから」


その後5分後には崖地帯を抜ける。


「おっしゃっ抜けた」


「ハラハラした」


「私は死んでいる、私は死んでいる」


カナはまだ死んだふりをしている、ていうかどこでそんな事を覚えたのだろうか。


「次は森か」


馬車を走らせる。


ガタン


「なんだ?」


それは、馬車が壊れた音だ。


車輪の一つが取れ、馬の繋ぐ接続部は千切れて馬が逃げてしまった。


「なんでこんなことに」


まあいつもいつも走らせているのだ無理はない。


「どうするの十路」


「足は自分で確保だ

召喚・金剛象」


「ばおぉぉぱぉぉん」


インドの神話に出そうな神の使いの象が召喚された。


「ミッシェル、カナ、九狐捕まれ」


ミッシェルとカナは両腕に九狐は肩に捕まった。


「それじゃあご搭乗だ」


飛翔魔法で象の背中に乗る。


「いけ象」


「ばおぁぁぱぉぉん」


象はゆっくり歩き出す。


「十路これなに?」


「象っていう生き物だ神の使いとして崇められることもある」


しかし、象が森を歩く様はかなりシュールだ。


「街は遠いな宛てもないから無理ないけど」


そんなことを、言っていると出会った。誰に?盗賊に、


「おい、ここを通りたきゃ金目のものを置いていけ」


「その珍しい動物でもいいぜ」


「はあ~」


またか、と十路は溜め息。


「よ~しお前らそこを動くなよ」


象から降りる。


「何だ?お前、止まれ!」


十路は作ってもらった小太刀で盗賊二人の首をはねる。


「ミッシェル終わったぞ?…」


「盗…賊お父さんの…仇」


「ミッシェル?」


「倒す…べき…対象…」


「ミッシェル、ミッシェルしっかりしろ」


「はっ!あれ?十路私は何を?盗賊は?」


正気に戻ったようだ。


「大丈夫か」


「うん私は平気」


「そうか…」


一抹の不安とともに象を歩き出す。


「十路」


(アラストール?)


「あの娘…」


(ああ、気付いたぜ魔力が暴走してた)


「このままじゃ死ぬぞ」


(わかってる)





「十路、この先に何があるの?」


「俺たちが行くとこ」


「わかんないよ」


「俺たちの旅の目的は俺たちがちゃんと住める場所を探すことだ」


「うん」


「だから、目的はあるけど宛はない」


これが、十路の結論。


「でも、どんなとこに住むとか決めてないの?」


「ん~きれいなとこがいいよな」


笑いながら話す家族の笑い声が森に響いた。




同時刻…


「お頭ーー大変だーー」


「なんだ騒がしい」


「恐喝部隊が反応ねえから見に行ったら殺られてた」


「なにいーー!

どこのどいつだーー」


「わからねえ行った時には既に誰もいねえ」


「くそう、隻眼の虎に続いて恐喝部隊までも」


「探せ、そして見つけ次第殺せ」


部下が足早に、出ていく。


「くそう、くそう」


悔しそうな男の声は闇に消えた。



「ん~なんか街かこれ」


森を抜けたらまた荒野が広がり、人がいる場所に着いたが、寂れて数える程しか人がいない。


「ようこそキャニオンへ」






祝50回イエーイ

はあ~何もうれしいことがないです。

今回からサブタイの書き方変えます 。

あと50回なのに文字数少ないのすみません。


次回予告です。


十路「ミッシェル50回だって」


ミッシェル「でも、正式に数えたら私達40回位しか出てないのよね」


十路「まあまあそれにしても」


十路ミッシェル「なんでこんなに話が薄いのかな作者」


作者「すみませんすみません」


十路ミッシェル「いい加減にしてよね作者」


作者「登場人物にメタメタにやられる作者って」


作者「次から一旦閑話入れます」


十路ミッシェル「えー」


作者「すみません」

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