1ー4 カトラスの村
「龍だと、だったらなんのようだ?というよりなんでお前の声俺に聞こえんだ?」
「まぁまて順をおって説明してやるから黙れ。」
龍の言う通り黙ることにした。
「まず貴様は、一生地球に帰ることはない。」
ん?いまこいつなんていった?帰れない?そんな馬鹿な
「残念だが事実だ。そして二つ目は一個目と繋がっていてなおかつお前の二つ目の質問にあたる」
「俺は、どうやらお前に吸収されたようだ」
き・ゅ・う・し・ゅ・う?
地球で一切聞くことのなかった言葉を耳にする
「だからようするにお前は俺を倒したことでおれの力を手に入れたんだよそのせいでお前は帰れない」
「そうかまぁべつに帰れないからって困るわけじゃない そこで一個目の質問に戻るがお前は何をしに来た?」
「俺の親切心でお前について教えてやろうと思って来てやった」
「それはさっき聞いたよ」
「違うお前は何もわかっていない」
「ドラゴンを倒すことがどういうことか」
「わかった黙って聞いてやるから全部話せ」
「まずここはフロンティア 悪魔、精霊、神、獣、人間、そして俺たち龍とかなんでもいる世界だ」
そんなのがいんのかこの世界 地球よりおもしろそうだ。
「そしてここには魔法が存在する。なんだスゲェ目輝いてるが?」
「だって魔法だぞ地球にはないもんだからな」
龍はため息をつき
「まぁいい魔法てのは大抵一人一個だが個人によって能力が変わる。スキルといいかえてもいいな、そしてお前は二つ持ってる」
今一個だけっていったじゃん
「どうやら俺がはいったことで二つになったらしい」
龍は舌打ちまじりにいう。
「それで俺が使えんのは?」
「お前のは知らんが俺の闇魔法が一式使えるぞ」
「それだけ聞けりゃいい」
「だったらこっちから質問だ。お前は何者だ?このおれを一撃でなどあり得んはずだが」
「さあな、俺が聞きたい」
「では気は進まんが神にでも聞いてみるか」
そのあと、黒き龍との長い夜の常識講座が始まった。
(寝かせてくれ…)それがその日最後の言葉だった。