8ー1龍の墓場の死闘
十路一家は宛もなく馬車を森の中で走らせていた。
「十路これどこに向かってるの」
「わからないから俺が困ってる」
こんな調子である。
「ん?森は終わりか?」
森が開けてきた、見渡す限りの草原が広がっている。
「きれ~」
「ちっ来たくねえとこに来ちまった」
(アラストールどしたの)
「ここはヒストリーオブドラゴンと呼ばれる龍の墓場だ」
(龍の墓場?)
「死んだ龍の魂は全てここに集められる」
(死んだらお前もここにくるのか?)
「ああだから、死ぬ前に来たくねえ場所だ」
(じゃあ墓参りといこうか)
十路は、向こうに見える石碑に歩き出す。
石碑の前に立つと石碑がやさしい緑に光出す。
『久しぶりですね黒龍』
「誰だ?」
「誰なの?」
どうやらミッシェルたちにも聞こえているようだ
『私は青き龍と呼ばれる黒龍の親に当たります』
「アラストール親いたの?」
「胸くそわりぃ話だがな」
『黒龍、あなたがここにくるのは意外でしたよ』
「うるせえ成り行きだ」
『私の教育が悪かったせいでひねくれてますが仲良くしてあげてね』
青き龍はまさしく親という感じだ。
「で、何しに来たんだババア」
『今のは緊急事態なので聞き逃しますが、もうすぐこの地に来てはいけない者が来ます』
「来てはいけない者?」
『その者を退けて下さい、でなければここが破壊され集められた魂が流出し幻影の龍が世界を破壊します』
「幻影の龍?」
「ようはここに溜まった龍の魂が実体を持って暴れるということだ」
「おお、それはヤバい 、でその来てはいけない者とは?なんだお母上」
「十路そんな呼び方をするんじゃねえ」
アラストールは相当親が嫌いなようだ。
『来ましたあれです』
「オオオオオオ」
けたたましい咆哮が聞こえる。
『まったく我が子ながら呆れます、母離れ出来ずに私を世界を破壊して解放しようなどと』
「えっと?」
『そうです我が子白龍です』
「あのバカか」
白龍は十路たちの目の前に着地。
「久しいな、わが兄黒龍を倒した人間」
「久しぶり十路くん」
白龍と一緒にバロンも登場。
「なんだよお前も来たのかよ残念だ、友達一人亡くすとこみせちまう」
皮肉を垂れると無視するかのように
『白龍あなたはここに来てはいけないと言ったでしょう』
「母上あなたがいない世など空虚なものなのです、よってこの忌まわしき石碑を破壊して貴女を解放します」
マザコン丸出しの馬鹿である
「悪いけどそれは俺がいる限りさせねえよ」
「邪魔をするのか人間!」
「バロン!」
「なんだい十路くん」
「悪いがミッシェルたちをどこか遠くに避難させてくれるか?」
「お安い御用だ、それではレディたちお手を拝借」
ミッシェルたちの手をとり遠くへ飛んで行ってしまった。
「バロンめ…まあいいこの人間ごとき我だけでも容易いことであろう」
「さあ、てめえの会う相手はバロンか母上様か
殺しあおうぜ白龍!」
「死ぬのは貴様だ」
「いくぜおらああああ」
白龍と黒龍の御手の戦いが始まる
あれっと思った方は合ってます。ちょっとサブタイ変わってます。
そろそろ白龍出さないとモブで終わる可能性が有ったので
最近思ったこと、Q&Aやってないな
個人的にやりたかったのに次回で何かしらやってみます。
それでは次回予告いきま~す
十路「ここで白龍登場か」
ミッシェル「負けないでよ十路」
十路「当たり前だ しかしアラストールの家族についてほんのちょっと出た回だったな」
アラストール「あんなだから俺は家族が嫌いなんだ」
十路「次回はそんな大嫌いな白龍と決戦だ」
アラストール「あの野郎今度こそ殺してやる」
十路「とアラストールが気合い入ってるからまた次回!」




