7ー3スミス
「お前死ぬ覚悟は」
「出来てる」
「上等だいいぜやってやる」
十路はいきなり出てきたガレスの弟子を名乗るマルクと決闘をすることになったのだ。
「場所は?」
「いまこの場で」
「いいぜこい!」
「うおおおお」
マルクは大声を出して走ってくる
(初心者丸出しだな、ガレスと引き分ける実力は俺を焚き付ける嘘だな)
十路は、斬りかかる刀を蹴りあげ丸腰のマルクに
掌亭を当てる。
「ぐほっ!」
マルクは十路の一撃に地面を転がる。
落ちて来た刀は十路がキャッチ。
「どうしたもう終わりか」
首筋に切っ先を当てる。
「ま、まだだ師の仇を打つまでは」
「なら立て俺に向かってこい!完膚なきまでに叩き潰してやる」
刀を地面に突き刺す。
「さあお前は俺になにをくれるんだ?」
「死という敗北だ!」
「こい!」
マルクは先ほどと同じく走ってくる。
「唄は星に願いを 楽星
願うは星に奏でよ二つ星」
ヒュゥゥゥゥ
「なんだ?隕石?」
まさしく隕石が十路目掛けて降っている
「剣戰・桔梗」
隕石は連斬りによって砂に変わった。
「なんだ?こいつの魔法か」
「星に願いを奏でよほうき星 流星」
マルクの速度が上がる。
マルクは十路の周りを回り、
「もらったーー」
背後から十路に斬りかかる。
「あ~確かにはえーけど俺には遅いな」
斬られたと思われた十路は片手で刀を掴んでいる。
「なっ!?」
「確かにお前の魔法の力はすげえけど、俺の反射神経には遠く及ばない」
「くっ!」
「こっちの番だ、剣戰・鏡花」
マルクの体を斬る。
「勝負あったな俺の勝ちだ」
十路はその場を立ち去ろうとする。
「ま、待て」
死んだと思われるマルクが起き上がる
「峰打ちだ死ぬことはないから安心しろ」
「何故手を抜いた!?」
「お前は弱い、お前は戦いの中で死ぬ資格もない」
「…っ!」
言葉も出ないようだ。
「強くなったらちゃんと殺してやる、あばよ白刀の弟子」
十路はゆっくりその場から立ち去った。
「お疲れ様十路かっこよかったよ」
「あれ来てたの?」
「なんか隕石落ちて来たから、さては十路じゃないかって見に来たの」
「いやなんで何かあったら俺なんだよ」
「事実そうなんだもん」
「「ねー」」
カナと声を合わせて言ってくる。
(今日一番響くな~)
九狐が肩に乗ってきたのが救いの手
「九狐~」
九狐の体毛にスリスリ
「こ~ん」
気持ちいいようだ。
「九狐お前尻尾が二つに別れてるぞ」
「十路がいない間に二つに別れたの」
九狐も成長である。
「九狐~お前も成長してるんだなあ~」
「こ~ん」
「さて、用件は済んだ訳だが」
「次の街行こう」
十路たちは、次の街に当てのない旅を再開した。
スミスは短く終わります。
次こそは重要性のある話を…
では次回予告です。
十路「次の街はどこかな」
ミッシェル「どこでもいいよ十路となら」
十路ミッシェル「次回は、作者の思いつきで話を進めます」
作者「なんかすみません」




