7ー2スミス
「ダ~ン俺の刀出来てるか~」
刀が出来るのが次の日と聞いていたため、ダンの工房に訪れていた。
「おう兄ちゃん出来てるぜ」
「あんがとよってこれバスターソード!」
「しょうがねえな、ほい」
またしても投げる
「おう今度こそって柔らかい…」
そう刀にはないしなりがあったのだ
「なあダンこれは…」
「ゴムだ」
「いやなんでゴム!?どうやってもの切るの!?」
「馬鹿野郎!刀の形に見事にした俺の技術を誉めてくれ」
「誉めてやるよあんたの馬鹿さ加減をな!」
ダンの相手は忙しい。
「わーってるよこっちが正真正銘のメタロドンの鱗を刷り込んだ名刀になるだろう刀、雪花だ」
十路は受け取った刀を鞘から抜く。
「すげえ」
見事な曲線美が刀にはあり前の刀より反り返りが少なく、切れ味が良さそうだ。
「試し切りするか?」
「ああ頼む」
「で、なんで用意したのがこれ?」
ダンが用意したのはロックネズミの岩だ。
「いいか?兄ちゃんの折れた刀より優れたものであればロックネズミの岩を物ともしない名刀であったということだが、切れなかったときは、刀は無くなる」
「わーったよ」
折れる恐怖を逆に折る気で岩に向かう。
神経を研ぎ澄まし、まっすぐ降り下ろす。
「はあ~こりゃたいしたもんだ」
なんと、岩が真っ二つになったのはもちろん下の地面まで真っ二つになっている。
「これで、その刀は名刀になった、金はいいからその刀を人のお前が振ってくれ」
「?どういうことだ」
「刀は道具だ誰が使っても道具でしかないが用途は変わる、というより人を変えてしまう。
刀を使うものが人間であれば化け物を狩る人間でいられるが、化け物なら化け物を狩る化け物になる、そしたら一生戻れないずっと化け物のままだ」
確かにそうだ、十路は今までミッシェルのためになら化け物になっても構わないと自ら人の心を消すことがあったが、それでは盗賊とやってることは変わらない。
「だから、俺の打った刀を使うやつは人間でいて欲しい」
「ありがとうダン」
道を外す前に十路に指針を示してくれた言葉に対する謝辞だった。
「じゃあいくよ」
「あら?もういくのかい寂しいな」
「元気でな」
そう言って工房からしばらく歩くと
上から人が落ちてきてそのまま斬りかかる
それを刀で受ける。
「お前なに?」
「俺はマルク我が師ガレスの仇百花十路ここで仇をうつ」
「はあ~お前ガレスのおっさんの弟子?
そんで俺に逆恨みして仇打ち?止めとけ死ぬぞ」
「なめるな、ガレスと引き分ける実力はあるぞ」
「もっと無理」
「言いたいように言わせておけば」
小太刀で斬りに来たので小太刀を掴んで昔少し手習った支え釣り込み足を実践。
「ぐほっ!」
効果てきめん受け身もとれず倒れる。
「だから言っただろお前じゃ無理だ」
「いいやまだだ百花十路俺と決闘しろ」
「死ぬ気は?」
「出来てる」
「いいぜやってやるガレス一門抹殺だ」
「なっ!?」
これには堪らず声が出る。
「なんだそんな覚悟もなくおれに挑もうってのか?」
「や、やってやる」
マルクと十路の決闘は意外なものになることはここだけの話。
謎のやつの正体はそうですあのクローダスで瞬殺されたあの人です。
ダンはボケ倒すのでスムーズに書くことが出来るんですね~
では次回予告です。
十路「なんだよ台本に書いてた通りの展開に戻るのかよ」
作者「あの十路くん台本とか言わないで」
十路「まっさくっとやっちまおう」
作者「あんまりさくっといかれるとこの先が…」
十路「次回は決闘編です。どうでもいいけど作者がしゃしゃり出てきたのなんで?」
作者「出させてよ裏コーナぐらい」




