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7ー1スミス

馬車を走らせること10日スミスの街に到着


「なんか如何にも刀鍛冶の街だな」


「ちょっとうるさい街」


刀鍛冶ばかりなので音がするのは仕方ない。


あちこちから金属音が鳴る。


「俺の刀を直してくれそうな刀鍛冶は何処かな」


「十路あの店とかいいんじゃない」


この街は刀鍛冶を商売にしているので鍛冶屋が大半を占める。


「ん~そうだな」


とりあえずそこに決め入ることにする。


店に入ろうとすると遠くにこちらを見つめる視線がした。


(ん?だれかいるなまあいいや)


気にしないことにした。




「百花十路…我が師の敵」


見つめる視線は呟き、闇に消えた。




「すまない誰かいるか~」


「あ~い」


「ああすまない刀を直して…」


十路が言い終わる前にバスターソードを放って渡してくる。


「うおおお危ねえ」


と、言いつつ片手でキャッチ。


「兄ちゃんにはこれが合ってるよ」


「いや俺は刀を直して欲しいんだけど」


「なにい?刀かい」


店主は奥へと入っていく。


カン 金属音が鳴る。


え?いまから打つの?


中から店主が出てくる。


「ほら出来たよ」


「いやはえーよ、しかもあんた一回しか打ってねえからな!」


全力の突っ込み


「分かったよ」


今度は、いきなりインゴットを取りだし、ハンマーで潰す。


ええええ大丈夫かそれ?


そしてその潰したインゴットを水に浸ける。


「ほら出来たよ」


「出来てねえけど!?それただのびちゃびちゃになった金属板だから!!」


「なんだよ兄ちゃん文句ばっかりだな」


「あんたのせいだ!!」


珍しく突っ込むので十路は疲れている。


「さて、ボケはこのくらいにして俺はダン・スタツ 刀ならいくらでも作ってやる」


「百花十路だ」


「さっそくだが刀見せな」


刀を渡す。


「ほうほう、兄ちゃんやんちゃな使い方してるね、しかもこの折れ方はロックネズミを斬ったな」


「解るのか」


「ああよくやんのさ冒険者どもは」


「直せるか?」


「無理だ」


断言されてしまった。


「じゃあ小太刀にはなるか?」


「それなら可能だろう」


ひとまず安堵。


「新しく作ってもらえるか」


「作るのはいいが材料がな兄ちゃん冒険者だろ?」


「ああそうだ」


「ならおれが言う素材を採ってきてくれ」


「任しとけ」





「このへんかな」


十路はダンの言葉を思い出す。


「採ってきて欲しいのはメタロドンだ世界一硬い鱗を持つサメだ普段は深海に棲むがこの時期には少し上がってくる」


「間違っても光を出すなよ」




「光を出すなってどういう意味だ?」


「深海に棲むものは光に弱いだからこそパニックになり暴れるということだ」


「さすがアラストール

となると、光が無くても見えるようにしなきゃな」


十路はメタロドンが出るという海岸に到着した。


「闇よ自ら退き光を照らせ」


暗視スコープ状態になった。


「お~今は全く効果ないな」


感動もなにもない感想だ。


「さて、素潜りといこう」


そのまま海に入る。


「ん?きれいな海だな」


「表面だけな」


「なあアラストール?」


「あ?」


「あれか?」


見ると全長15mにはなりそうなサメが泳いでるではないか。


「なんてでかさだ」


こちらを認識してるわけではなさそうだ。


と、いうわけで


「一発いっとくか」


メタロドンの腹に一発入れる。


だがガンと、音がなり弾かれる。


「か、硬てえ…」


地上であれば幾分か効いただろうが、水中なので自慢の身体能力はなきものに等しい。


「だったら召喚・海竜ポセイドン」


「Gmooooooo」




ポセイドン…

海王ネプチューンのペット、海の秩序の守護者。




「いけポセイドンメタロドンの息の音をとめろ」


若干目的変わってるが修正しようとするものは誰もいないアラストールであっても。


「Gmooooooo」


ポセイドンはメタロドンの鱗の隙間に歯をいれる


そこでようやくメタロドンは敵の存在を知る。


「Gomooooooo」


「いけーポセイドーン」


だがもう遅かった。メタロドンからは血が流れ虫の息であるが、メタロドンはその鱗の硬さ故の呪いのごとき鈍感さが災いし、死ぬ瞬間まで気づかなかったのだ


「Gmooooooo」


死が自分を蝕んでいることに


「Goaaaaaaaa」


「よくやったポセイドン」


十路は収縮魔法でメタロドンを収納する。


「これで刀が出来る」


胸を躍らせて街に戻る。





「ただいま~」


「お~十路~こっちだ~」


工房ではなく倉庫のような場所である。


「そこにメタロドンを出してくれ」


「あいよ」


玉を指示された場所に投げる、メタロドンはデカイので押し潰されないようにするためだ。


パンッ 玉が割れてなかからメタロドンが現れる。


「お~また上等のやつじゃねえの」


「使わない部分はもらってもいいか?」


「あ、ああかまわないが何につかうんだ?」


「ミッシェルは行商をやってるからその売り物だ」


「なるほど、ミッシェルって…兄ちゃんといっしょにいた…」


「俺の妻だよ」


「兄ちゃんやるねえ」


「止せよてか出来れば早く作ってもらえるか、またいつ仕事いくのか分かったもんじゃないからな」


「おう任せろ明日には出来てるぜ」


「じゃあ頼んだ」


十路はダンと別れた。


新章のスミス編です。

英語得意な人は解るとおもいますがスミスというのは刀鍛冶という意味なので、今回は鍛冶屋中心で話が回ります。

ポセイドンの設定はオリジナルです。


あとやること空回りでやりたいことと変わって次回予告と違っているのはご勘弁下さい。


では次どうなってるか分からない次回予告です。


十路「結局あいつ出なかったな作者なにしてんだろ」


作者「ヒグッ」


ミッシェル「誰なのか分からず仕舞いだよね作者なにしてんだろ」


作者「ふぐっ」


作者「次こそはあの隠れた人の存在を明らかに…」


十路ミッシェル「頼むぜ本当」


作者「はい…」




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